運河で区切られている地区です。公園と団地の印象が強い土地

2018年の6月に、開業から30周年となる記念日を迎える予定の辰巳駅。2013年の勤労感謝の日に、ホームドアの使用が開始され、その前年の暮れに十二支の龍と蛇をあしらった記念スタンプが設置されて話題を集めました。
辰巳駅がある場所は、東京湾のほぼ目の前。地区全体が埋め立て事業でつくられています。都営辰巳団地の最寄り駅であり、開業以来一貫して、団地の住民の移動を担ってきました。
埋め立て地に位置する駅でありながら、駅の周辺は緑豊かな印象が強いです。地上に出ていただくと目の前に辰巳の森緑道公園があります。この公園は、桜が大量に植えられているため春先はお花見をたっぷりとお楽しみいただけます。また徒歩数分の場所に、もっと広大な敷地を持つ辰巳の森緑道公園があるため、お散歩などの目的地に不自由することはありません。東雲水辺公園の利用もできます。
辰巳駅は、国道357号線や首都高速湾岸線、首都高速9号線などに乗り入れしやすい場所にある駅。路線バスについては、駅前にて設営されているバス停留所から都営バス・区営のコミュニティバスが利用できます。なお一部の路線を活用していただくと、聖路加病院に直行していただけて便利です。
辰巳駅は、東京メトロの有楽町線に所属する駅です。管内では、終着駅である新木場駅の手前にあり、この隣駅を介して、JRの京葉線や東京臨海高速鉄道のりんかい線へ乗り継ぎができます。もうひとつの隣駅は、豊洲駅。豊洲駅ではゆりかもめ線への乗り換えが可能で、その向こうに位置する月島駅では、都営大江戸線の利用ができます。
辰巳駅の利用率は、開業からしばらくの間は変化がほぼありませんでした。しかし今世紀に入ると増加傾向に転じています。1日あたりの乗降客数は、2005年に初めて2万人を超えました。その4年後に2万5,000人を突破しています。
辰巳駅の周辺で介護施設を探す場合は、1km以上離れていただくと徐々に施設が見つかるようになります。最初のうちは3~4km圏内を目安にしてみても構いません。5km以上先にも独特の個性が光る施設がたくさん登場します。できれば一度は、8~10km圏内をチェックしていただくと良いです。
施設の種類に関しては、介護付有料老人ホームとグループホームがかなり増えています。それ以外では、住宅型有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅・高齢者住宅の発見が可能です。