人口過密地帯ですが、施設は総じて広々としています

多摩エリアには、工場が集中する地帯がいくつかありますが、北八王子駅のそばはまさにその一帯の典型といえます。それらの大半は、長い不景気にもよく耐えて今なお膨大な作業者を抱えています。
これらの作業者ばかりが住み着いているわけではありませんが、北八王子駅の周囲の光景の大半を占めているのは新興の住宅地です。工場用地と住宅地が、北八王子駅を取り囲むように形成されています。
北八王子駅は、国道20号線のそばに位置する駅です。バスについては駅の近辺に現在2ヶ所の乗り場が設けられています。西東京バスと市営のコミュニティバスの路線が、それぞれに乗り入れています。
北八王子駅はJRの八高線の駅ですが、八王子駅の隣にある点が最大の特色です。実際に、通勤目的の利用者の中にはこの隣駅を経由する割合が非常に高いとみられています。八王子駅では、中央線と横浜線、そして京王電鉄の本線への乗り換えができます。このほか、2区間離れた拝島駅では青梅線と五日市線、そして西武拝島線への乗り継ぎを実行可能です。そのほか、高麗川駅まで行くと高崎方面に行けるほか、川越線への乗り換えが簡単です。
北八王子駅の利用率は、前述している通り年々高騰しています。ここで1日あたりの乗客数を見てみましょう。2002年は6000人を超えた年でしたが、この時点でその10年前と比べて2.5倍を超えています。そして2012年には7700人を超えており、20年前の3倍を優にオーバーしています。その後も乗客増加の勢いはほとんど衰えていません。
北八王子駅の周辺で介護施設をチェックすると、たいていの場合は介護付き有料老人ホームが多めに見つかるという特徴があります。駅から数百メートルといった近場で探しても、少数であれば見つけられるチャンスがありますから、興味がある場合には都合がいいはずです。それ以外では、住宅型有料老人ホームが比較的目立つでしょうか。また、グループホームも以前より増えてきました。
グループホームは違いますが、施設のたたずまいはどちらかというと大型のマンションを彷彿とさせることが多いです。また、駐車場や庭地などが広いという点でも共通しているでしょう。個室や共有スペースが広くつくられていることはいうまでもありません。