駅の真南に位置する片倉城跡公園が地域最大の名所です
昭和初期の創設された京王片倉駅は、すでに80年を優に超える歴史を持っています。管轄する鉄道会社や路線が何度か変わっており、駅名についても現在の名称になったのはほぼ半世紀前からです。京王片倉駅は、穏やかな住宅街がどこまでも続く一帯にある駅です。ところどころに緑が点在していますが、その中でもひと際目立つのが駅の真南に位置する片倉城跡でしょうか。遺構全体が公園化されており、春になるとカタクリの花がいっせいに開花するあでやかな様子をご覧いただけます。京王片倉駅は、国道16号線および都道173号線の近くに位置する駅です。駅前でお乗りになれる路線バスは、慶應バスグループないし神奈川中央交通の手で運行されています。駅の真北には、生活習慣病をはじめ数多くの難しい疾患を専門に取り扱う、清智会記念病院があります。京王片倉駅は、京王高尾線に所属する駅です。管内では、発着駅である北野駅のすぐ隣に位置しています。北野駅を経由していただくことで、京王本線へのお乗り継ぎが実現します(直通運転は、かなり盛んに実施されています)。北野駅では、特急・急行へのお乗り換えも簡単に行えます。反対方向では、終着駅である高尾山口駅まで出向いていただくと、高尾登山電鉄のリフト・ケーブルカーをご利用できます。その手前にある高尾駅では、JRの中央線へのお乗り換えが可能となります。京王片倉駅の利用率は、時代が昭和から平成に移り変わる寸前にピークを迎えたといわれています。その後はゆっくりとした低下が続いたようですが、やがて再度の上昇に転じています。1日平均の乗降客数を計算しますと、1990年代後半から今世紀初頭にかけては3700~3900人の間という結果が出た年が多い模様です。その後2005年に4000人を超え、2013年には4500人を大きく上回りました。京王片倉駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、駅から3キロ圏内をまず目安にしてみてはいかがでしょうか。駅から1キロを超えたあたりからだんだんと発見できる施設数は増加します。とはいえ、もっと遠く離れたところにある施設にも関心を向けていただくことをあえておすすめします。特に、駅から7~9キロくらいの範囲にはかなりの施設がありますし、独特の長所を備えたところでいっぱいです。施設の種類に関しては、住宅型有料老人ホームの多さがとにかく顕著です。グループホームの多さも目立っています。そのほか、高齢者住宅やサービス付き高齢者向け住宅なども一時期と比べて豊かになってきました。























