「もんじゃストリート」に沿って名店が軒を連ねています
周囲が続々と、再開発計画にもとづいて生まれ変わっている月島駅。中でも、「キャピタルゲートプレース」については2015年の夏に出入り口をつないでストレートに往復できるようになったばかりです。このほか「ムーンアイランドタワー」も同様に再開発の対象となった建物ですが、駅構内からまっすぐに出入りできるように設計されています。駅の周辺は、明治の中ごろにつくられた埋立地です。周囲は隅田川などが流れているほか、数々の運河で区切られています。対岸へ渡る橋は、そのまま都道に直結している例が目立ちます。バスの乗り場は出入り口の付近に数ヶ所設置されており、江戸バスや都営バスの路線がやってきます。また、相生橋を渡って越中島に行くと、そこから水上バスに乗ることも不可能ではありません。月島駅の周辺は、もんじゃ焼きで全国的に有名なエリアです。現在も、古くから営業している老舗が人気を集めています。このような、地域性や時代を感じさせる場所と新しく開発された場所が混在している点が、駅周辺の最大の特徴といってよいでしょう。月島駅は、地下鉄の路線が交差する駅です。東京メトロの有楽町線に関しては、終着駅である新木場駅に近いです。そこまで行くとJRの京葉線と東京臨海高速鉄道のりんかい線に乗り換えできます。都営地下鉄に関しては大江戸線の所管となっています。近くて便利な乗り換え場所を探すなら、4区間先にある大門駅でしょう。この駅では、浅草線とJRの山手線・京浜東北線、それから東京モノレール羽田空港線に乗り換えできます。月島駅の利用率は、年々上がっていくばかりです。両路線の1日平均の乗降客数を合わせると、2007年に10万人の大台に乗っています。数年前から増加のペースが落ちているものの、2014年には、このデータは13万人を上回る規模になっています。再開発の影響もあるため、今後もまだ利用客は増える見込みのようです。月島駅の周辺は、住宅地といった風情ではありません。しかしそのわりには介護施設を見つけやすいという一面を持っています。もちろん、戸数が多いというわけにはいきませんが、駅から数百メートルの県内で探すとグループホームなどが連続して出てきます。そして数キロ遠ざかると、さまざまなタイプの施設が出てくるようになるでしょう。都心部であるため、どうしてもコストが高くつくところが多いですが、じっくりと探せば初期費用が20数万円くらいで間に合うところに出会えるチャンスがあります。


























