日本が世界に誇る金融街。どの方角にも楽に行ける点が特色
世界三大金融街といえば、ニューヨークの「ウォール街」とロンドンの「シティ」、そして東京の「日本橋兜町」で占められています。過去20年の間に、これらの街もあまたの不況や金融恐慌に苦しめられましたが、いまだにその地位をよその街に明け渡していません。茅場町駅は、そんな日本橋兜町にいちばん近い駅として有名です。茅場町駅から地上に出てあたりを見回すと、そこには証券会社や銀行の支店などが林立しています。もっとも典型的なオフィス街のため、近年はまったく異なる業種のテナントが入り込んでいるビルがずいぶんと増えていますが。このほか、一見すると目立ちませんがビジネスホテルがたくさん集まった場所のため、国内外から大量の宿泊客が休息を求めて訪れます。茅場町駅の近くで幹線道路を探すなら、永代通りや平成通り、新大橋通りが自然と目に飛び込んできます。バス乗り場もこれらの大通りに沿って設置されています。これらの停留所で待っていると、平和交通ないし都営バスに属する路線を使用できます。茅場町駅は、東京地下鉄の路線が2種類乗り入れる駅です。日比谷線については、秋葉原駅や日比谷駅が手近にあって選択肢が多い乗り換え場所となるでしょう。前者ではJR線・都営地下鉄・首都圏新都市鉄道の各線が計5種類通っています。後者でも東京地下鉄・都営地下鉄・JR線の各線が計5種類乗り降りできます。東西線については、2区間先にある大手町駅が最大級の乗り換え先となります。東京駅にも接続しているため、乗り換えの選択肢は10種類を優に超えます。茅場町駅の利用率は、21世紀に入ってから小規模な上下を繰り返してきました。1日ごとの乗降客数は、2004年に12万人を割ったもののその3年後にまた12万人を超えました。2010年以降はまた11万人台に減っています。茅場町駅が設営された一帯は、一般の住宅地からかなり遠く離れています。したがって、介護施設などが建つ場所に近づくには数キロ離れる必要があります。とはいえ2キロくらい遠ざかるだけでも施設発見の機会は増えていきます。2~5キロくらいの範囲でまず探すことが大事ですし、うまくいけば1キロ以内の場所で遭遇できるチャンスにしたってゼロではありません。施設の種別については、介護付き有料老人ホームがいちばん多く、それ以外についてはどの種類の戸数も似たり寄ったりでしょう。高額な施設と低額な施設の差がやや激しいですが、安い施設がよいときは時間をかけて探すべきです。




















