自然豊かな土地で、老後をゆったりと過ごすのに適した地

三養基郡は佐賀県東部にあり、福岡県を接しています。
博多豚骨ラーメンなどで有名な「福岡市」に近く、同市のベッドタウン的存在でもあります。
また、三養基郡には工場も多く、国道や九州自動車道が通るため、九州の交通要衝となっているのも特徴。
三養基郡には「基山町」「上峰町」「みやき町」の三町が含まれ、「基山町」にある九州自動車道の基山パーキングエリアは九州で1、2を争う大型パーキングエリア。
観光バスも多くとまるこのパーキングエリアからは高速バスにも乗れるようになっており、遠距離移動に適していますので、通勤・通学に利用している方も多いようです。
三養基郡は近隣主要都市のベッドタウンでもあり、大きな工場もあるエリアですから労働層の人口も比較的多いのですが、他の市町村同様、やはり高齢化率は年々上昇中。
2023年の調査では三養基郡の三町の総人口は53,086人で、高齢化率はどの町も25%を越えています。
特にみやき町が深刻で、高齢化率34.0%という数字を抱えています。
5人に1人は高齢者である現状を直視し、高齢化対策を進めるべきエリアとも言えるでしょう。
このように高齢者が多い場所ですから、三養基郡の町はそれぞれ高齢者福祉サービスを充実させることで、人口の一角を担う高齢者の生活サポートを行っています。
みやき町を例にとりますと「安否確認も含めた配食サービス」といった一人暮らしの高齢者の為に行うサービスの他にも、「いきいき健康塾」という、膝痛や腰痛対策運動や、引きこもり対策、認知症予防プログラムなどを実施。
どのエリアにも地域包括支援センターがありますので、サービスを利用したい方や高齢者福祉サービスのことなどで分からないことがある方は、気兼ねなく相談してみると良いでしょう。
そして、三養基郡にはさまざまな介護施設が見られます。
施設の利用料金も入居しやすい安さで、介護付き有料老人ホームでも入居時の費用が20万円、月額利用料も12万円未満という低価格プランを提供している所も。
自然溢れるエリアでもあり、イチゴも広く栽培されています。
さらに、佐賀ブランド「さがほのかイチゴ」だけでなく、野菜や魚も美味しい場所。
しかも佐賀は「シュガーロード」という昔からの砂糖の搬送ルートがあった場所ですから、和菓子も多く作られています。
そして、他のエリアと三養基郡を結ぶ交通アクセスも発達していますので、シニア世代が暮らすにも丁度良い場所でしょう。
他のエリアからの入居を推奨している有料老人ホームもありますので、介護施設への入居を検討なさっている方には是非一度、三養基郡を訪れてみて欲しいと思います。