弥彦駅周辺は温泉や登山が楽しめる。グループホームは畑もある

弥彦駅は、新潟県西蒲原郡弥彦村の大字弥彦に位置するJR東日本「弥彦線」の駅です。弥彦線の起点で、1面2線のホームには東三条方面行きの下り列車が停車。本数は少なく、1時間に0~1本程度。発着しない時間帯も多いので、利用の際は予め時刻チェックをしておくと良いです。
1916年越後鉄道の駅として開業。1927年国鉄の駅となり、1987年にはJR東日本に移管されました。2008年ICカード「Suica」のサービスも開始。2013年に駅舎をリニューアルし、オストメイト対応の多機能トイレや売店、観光情報コーナー等が設置されました。
弥彦駅は「彌彦神社」の最寄り駅。駅エリアは観光地として有名な場所で、弥彦駅にも以前、女性観光アンバサダーの「弥彦観光駅長」がいた程です。現在は弥彦観光協会の観光案内所「彦なび観光交流センター」は駅から歩いて3分程の場所に移っています。
駅舎は彌彦神社の本殿を模した木造寺社造りで、「ふるさとの駅100選」にも選ばれています。朱色の門柱や梁、兎の彫り込まれた鬼瓦には兎等、大変魅力的な駅です。しかし、年々利用者数は減っているようで、1日あたりの平均乗車人員を見ても、2000年度344人、2005年度292人、2010年度268人、2005年度259人と、緩やかに減少しています。
駅周辺は弥彦村弥彦地区の中心地。弥彦山の東に位置し、昔から彌彦神社の門前町として賑わってきました。今でも駅の北側から彌彦神社の参道へと通じる新潟県道29号「外苑坂通り」・「神社通り」がメインストリートとなっており、その沿線を中心に弥彦の温泉街が広がっています。ホテルや旅館、土産品店や飲食店等が立ち並ぶ楽しい場所です。
一方、神社の反対側は住宅地。また、駅エリアには、彌彦神社の他にも弥彦競輪場や弥彦公園、弥彦総合文化会館、弥彦の丘美術館といったスポットもあります。しかし、何といっても弥彦山が素晴らしく、弥彦山ロープウェイの乗り口までも比較的近いです。毎年登山客も多く訪れる為、弥彦駅前広場には手水、登山やハイキングで汚れた靴が洗える靴洗い場等も設置されています。
弥彦駅エリアは自然や温泉が楽しめる場所。エリア内にはグループホームやケアハウス等もできていますので、介護施設を探している方は、是非弥彦駅エリアにあるシニア向けの住まいも見学してみていただきたいです。グループホームには畑も用意されており、土いじりも楽しめます。家庭的な雰囲気が人気です。