駅から距離はあるものの、入居料金は全体的に安めです
2015年に、駅前の広場や構内がリニューアルされたばかりの宮内駅。近年は、停車する快速列車が増えるなどの変化が相次いでおり、利便性が高まっているところです。宮内駅は、長岡市と合併される前の旧古志郡宮内町の中心エリアの交通インフラとして、19世紀末から地域に大きな貢献を続けてきました。現在も、地域の金融機関や行政機関の出張所や支店などが多く集まっています。県道498号線が近くを走りぬけており、車両に頼った長距離移動を計画するときはこの道路を使うことがおすすめです。宮内駅は、JRの信越本線と上越線が接続する駅です。信越本線の管内では、「らくらくトレイン信越」や「おはよう信越」といった快速列車が必ず停車する駅に選ばれています。そして、貨物用の駅を抜きにして考えるならすぐ隣に長岡駅があります。長岡駅では上越新幹線に乗り継ぎできるため、遠く離れたエリアに行きたいときは重宝します。長岡駅を除くと近くには乗り換え可能な駅がありませんが、越後線に乗り換えできる柏崎駅、弥彦線と連携している東三条駅などは覚えておくと役に立つ駅でしょう。
上越線に関しては、新潟県内から群馬県までをつないでおり、始発駅である高崎駅まで行けば底を経由して首都圏内にさまざまな路線を用いて出向けます。近くにある乗り換え場所を探すなら、飯山線と接続する越後川口駅、只見線とつながっている小出駅などがいい例となりそうです。
宮内駅の利用率は、長い目で見るならゆっくりと上がっているといえます。1日あたりの乗客数は、2008年に800人を超え、2013年に900人を突破しました。微減する年がたまに出ていますが、数年以内に1000人に到達する年が出てきても不思議ではない状況です。
宮内駅のすぐそばは、介護施設などが建てられているエリアではありません。しかし駅から3キロくらい遠ざかると、少しずつ施設が増えてくるはずです。施設のタイプで比較的多いのは、おそらく介護付き有料老人ホームでしょう。そのほか、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなども少しずつ数が増えている段階です。
入居料金に関しては平均的に安めです。介護付き有料老人ホームは全国的に費用が高めになるという性質がありますが、現在の宮内駅の近隣にある施設なら入居一時金が30万円未満、月額使用料が20万円未満くらいでOKというところを苦労せずに見つけられるチャンスがあります。限られた金額でじゅうぶんなケアサービスを受けることができます。











