二本木駅周辺は商店もある。介護付き有料老人ホームは医療補助あり
二本木駅は、新潟県上越市中郷区の板橋に位置するえちごトキめき鉄道「妙高はねうまライン」とJR貨物の駅です。1911年開業。JR東日本の「信越本線」の駅でしたが、2015年北陸新幹線の延伸に伴い、二本木駅はえちごトキめき鉄道へ移管されました。JR貨物の駅としては、専用線に止まるコンテナ貨物や車扱貨物の取扱駅になっています。
新潟県内にある鉄道駅の中で、唯一スイッチバック式のホームが残る駅です。近くに急勾配があるため、開業当時からスイッチバックが採用されています。列車の電車化に伴い、必要性が余り無くなっていますが、今も現役です。
自動販売機、トイレもある地上駅で、ホームと駅舎は地下通路で繋がっています。待合室には駅のスイッチバックを模した鉄道模型のジオラマも。1面2線のホームには妙高はねうまラインの妙高高原方面行き上り列車と、直江津方面行き下り列車が停車します。
1日あたりの平均乗車人数は2000年度234人、2005年度208人、2013年度150人、2015年度146人。年々緩やかに減少しているのが分かります。(「JR東日本各駅の乗車人員」「えちごトキめき鉄道ご利用状況」より)
二本木駅は旧中郷村役場である上越市の中郷区総合事務所の最寄り駅。駅前には県道261号が走り、食料品店や衣料品店、薬局やクリーニング店、接骨院等が並んでいます。最寄りのバス停も県道261号上に設置されており、頸南バスが運行中。新井バスターミナルや朝日町ショッピングプラザ前、けいなん総合病院等を巡る岡沢線が止まります。
駅エリアに郵便局や小中学校、中郷総合体育館等も。駅の横には日本曹達の二本木工場が広がっています。1920年から操業しており、最盛時は1万人程の従業員が働いていた大工場です。また、妙高サンシャインランドも近隣にあり、冬期はお休みですが、遊園地やゴルフ場で1日遊べます。
駅エリアには介護付き有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいも出来ました。介護付き有料老人ホームは入居時の費用が30万円前後・月額利用料は15万円以下。定期往診等の医療サポートも受けられ、機能回復のためのリハビリも出来ます。
二本木駅周辺は商店もありますし、バスや列車が活用できる場所。周囲の自然も美しいです。シニア世代にもお薦めのエリアの一つですので、介護施設への入居をお考えの方は、駅エリアにあるシニア向けの住まいにも足を運んでみて下さい。

















