薬莱山は、ふもとから山頂まで見どころ満載です

宮城県の西端に位置する、加美町。
北側で大崎市と隣接し、南側から東側にかけて同じ加美郡に属する色麻町と隣接しています。
西側の山形県との境界線を挟んで向かい合っているのは、尾花沢市と最上郡の最上町です。
2003年に、旧中新田町・旧小野田町・旧宮崎町が合併して誕生しました。
町内の西部は主に山岳地帯です。
このため人口は東側に集中しています。
町内のほぼ中央部分に位置する薬莱山は、加美富士の呼び名で親しまれている名峰です。
標高は低いですがツツジやヤマユリといった天然の花々に恵まれています。
また、ふもとにゴルフ場やウォーターパークなどさまざまな娯楽施設が建てられており、何度訪れても飽きずにお過ごしいただけます。
この中で、ご高齢の方でもじゅうぶんにお楽しみいただけるものに、やくらい薬師の湯があります。
ここは設備が充実した入湯施設です。
また、バラやハーブなどが大量に植えられているやくらいガーデンも、美しい花々をたっぷりとご鑑賞いただけるためおすすめです。
加美町は、中新田バッハホールを擁する町として有名になりました。
この施設は、特殊な音響効果を取り入れており、パイプオルガンをはじめ多様な楽器の演奏を十二分にお楽しみいただけます。
音響化が選ぶ優良ホール100選に選出されています。
単なる演奏会場の枠を超えて、周囲の住民に向かって文化を発信するという役割を果たしていることが全国から称賛の的となりました。
現在、加美町は鉄道が開通している自治体ではありません。
町民はタクシーやバスのような交通サービスに頼って暮らしています。
路線バスについては、宮城交通グループが運行するサービスをご利用可能です。
幹線道路に関しては、国道347号線・457号線や県道162号線あたりが遠距離を移動していただくにあたっては便利です。
加美町の人口は、昭和末期から平成初期にかけて、横ばいに近い状態で推移していました。
その後は減少傾向が続いており、2023年に行われた調査によると2万1,774人という計算結果が出ています。
高齢化率については同年に、38.4%というデータが発表されました。
加美町でこれから介護施設へのご入居をご希望の場合は、グループホームや特別養護老人ホームへのご入居が考えられます。
共有スペースから個室に至るまで、充実した設備や清潔差を重視した管理に力を入れている施設が多い点ですが、この地区で終の棲家をお探しになるときのメリットです。