グループホーム・介護付き有料老人ホームを、特に探しやすい地域

その点と、時代祭行列図の作者として府内ではよく知られている西協友一の手による「平安神宮絵図」が改札前にかけられていることがこの駅のトレードマークと呼べるでしょう。もう少し付け加えると、バリアフリー化のほかに防災設備が行き届いていることでも評価が高く、現代都市にふさわしい駅づくりが成功しているとみなせます。
地上に出ると川端通に出ますが、丸太町通がクロスする交差点に近いという特徴があります。鴨川が近く、待ち合わせなどをするときは目印に事欠かない場所となっています。京都市内らしい寺社仏閣や文化施設が周囲に散らばっているほか、大学や病院、また公的な施設など建てられている施設はさまざまです。小ぢんまりとした住宅地がひしめき合っている点もこの駅の近くの風景の特徴です。
駅のすぐそばにわかりやすい交差点があるため、バスの運行は円滑に実行されています。京都バスと市営バスの路線が重なっていますが、紛らわしくならないような配慮がとられています。
神宮丸太町駅は京阪電気鉄道の鴨東線の真ん中に位置する駅です。発着駅の三条駅で下車すると、京阪本線への乗り継ぎはむろんですが市営地下鉄の東西線への乗り換えができます。終着駅の出町柳駅の場合なら、叡山電鉄の叡山本線に乗り移ることが可能です。
神宮丸太町駅の利用率には大きな変化は見られません。ただし2009年をピークに少しずつではありますが低下しているという見方が成立します。1日平均の乗降客数が2010年に11000人を、2013年に10000人を割り込んでいます。
神宮丸太町駅の近辺で介護施設を探すなら、いちばん探しやすいのはおそらくグループホームでしょう。駅から近く、またコスト面で手ごろな施設を苦労せずに探し出せそうです。少し駅から遠ざかったり、あるいは入居料金が高くなったりしてもかまわなければ、介護付き有料老人ホームがかなりたくさん出てきますし、高齢者住宅・住宅型有料老人ホームなども少しずつ視界に入ってくるはずです。
介護付き有料老人ホームに関しては、特に施設ごとの特色が大きく変わります。見学や体験入居に出かけたときは建物や庭園などのたたずまいを観察するだけでも、楽しいものですし心地よい刺激になるでしょう。