京都市と向日市の境界線の近く。まだ開発途上です
正式な開業を果たしたのは21世紀に入ってからの、真新しい駅である洛西口駅。終戦直後に廃止された駅が復活する形で発足しており、近年では珍しい例として話題となりました。駅を復活させるきっかけは周囲の再開発の成功にあったといえます。実際に、駅から近いイオンモールは、全面開業したのは2014年とまだ日が浅いものの、数々のテナントが集結しており近隣の住民から好意を集めています。洛西口駅は早くからバス会社の進出対象となってきました。現在では東口と西口両方に乗り場があります。ヤサカバスや阪急バス、京阪京都交通のほか、市営のコミュニティバスが路線の運行に従事しています。洛西口駅からいちばん近い幹線道路は、おそらく府道201号線でしょう。洛西口駅は、阪急電鉄の京都本線に所属する駅です。準急や堺筋準急以外に、高速で運転される列車は停まりません。しかし隣にある桂駅で乗り換えれば、あらゆる列車が必ず停車します。またこの駅では、嵐山線へ乗り換えるチャンスが発生します。そのほかの乗り換え駅を探すなら、3区間離れた西院駅から先の駅がメインとなるでしょう(反対方面に関しては、10区間以上離れています)。西院駅とその隣にある大宮駅では、京福電気鉄道の嵐山本線に乗り換えることができます。なお、洛西口駅から数百メートル歩くと、JRの京都線の桂川駅に出くわします。この路線は東海道本線に接続していますから移動できる距離は非常に長大なものとなる可能性があります。洛西口駅の利用率は、桂川駅の誕生以来徐々に低下しているといわれています。ただし1日平均の乗降客数で見るなら、たいした減少には至っていません。この10年間は、7,000~8,000人の間で細かな上下を繰り返しているにすぎません。洛西口駅の周囲は、この20年くらいで急速に発展しつつある土地柄です。その影響からか、まだ介護施設などの新設ははかどっていません。これから施設を見つけるなら、駅から1キロ前後のところから重点的に探していくほうが正しいでしょう。できることなら、3キロくらい離れたあたりまで最初から視野に含めたほうが良いと思われます。グループホームと介護付き有料老人ホームであれば、そのほかの施設よりも発見できる可能性はやや高いでしょう。料金システムは施設ごとの格差が大きいですが、平均値を計算するとあまり高くはなりません。初期費用が30~40万円以内でOKというところはわりとたくさんあるでしょう。


















































