手ごろな料金で入れる施設が近隣に増えてきました

東山田駅の出入り口に立ってあたりを見回すと、第一に感じられるのは開放感です。建物などがぎっしりと立ち並ぶエリアとはまったく違う風景が一帯を埋め尽くしています。「横浜市内で、平穏な土地を探して住み着きたい」という願望がある場合にはうってつけでしょう。
東山田駅は、国道466号線や県道45号線・102号線などの幹線道路に近い場所に開設されています。バスの停留所は駅前と近辺に2ヶ所置かれており、東急バスおよび市営のコミュニティバスの路線が乗り入れています。
東山田駅は、グリーンラインに属する駅。3区間先に終着駅である日吉駅があります。日吉駅では東急東横線・目黒線への乗り換えの機会が発生します。ちなみに、日吉駅からさらに延伸を目指すという計画がずいぶん前から持ち上がっています。まだ実行に移される見込みはありませんが、実現すれば鶴見駅や根岸駅などのあたりまで一直線で行けるようになる可能性があります。
その反対方面に目を移すと、2区間先にセンター北駅、そしてその隣にセンター南駅があります。これらの駅は港北ニュータウンの最寄り駅で、ブルーラインへの乗り換えをする駅という役割を果たしています。
東山田駅の利用率は、開業以来年々上昇しています。1日あたりの乗降客数が7000人を超えたのは2010年、9000人を超えたのは2013年のことでした。乗降客数の増え方は一定ではなく、前年と比べてわずかな人数しか増えない例がたまにありますが、開業当時の2倍の人数に数年以内に達するという予測をする有識者もいます。
東山田駅の周辺は、介護施設の建造に向いている場所がけっこうあることから、近年の施設の増加はわりと順調な様子です。2キロくらいの、あまり遠くない範囲で探しても次々にいろいろな施設を確認できるでしょう。駅からとても近い場所に建てられることがごくまれにあるほど(その場合は、どうしても入居料金が高額になるきらいはありますが)。
住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は特に多く、施設ごとの個性や持ち味も違いますから、1軒ずつ直接確かめに行くのがベストです。このほかグループホームや介護付き有料老人ホームもゆっくりと増加傾向にある模様です。