富士電機の本店などが駅の北側に建てられています
武蔵白石駅が初めて記録に登場したのは、大正末期のことでした。貨物専用の駅としてのスタートでしたが、わずか数年でいったん廃駅となっています。その後まもなく、旅客専用の駅として再スタートを切ることになりました。
武蔵白石駅がある場所は現在、工場や倉庫が立ち並ぶ一角です。特に、富士電機や日本鋳造、日本アクセスや日本通運といった企業の用地が有名です。駅の南側は京浜運河や田辺運河に囲まれており、宅地などがあるエリアに近づくには、駅の北側を目指していただく必要があります。
駅の北側を横切る首都高速神奈川1号線の向こう側が、一般的な市街地となっています。武蔵白石駅を出てからバスをご利用になる場合は、駅前の乗り場にて川崎鶴見臨港バスをご利用できます。
武蔵白石駅は、JRの鶴見線の管内にある駅です。隣接する安善駅は、大川支線への分岐点となっています。もうひとつの隣駅である浜川崎駅では、南武線の支線へのお乗り継ぎが可能となります。
安善駅の向こうには浅野駅がありますが、この駅は海芝浦支線への分岐点です。なお発着駅である鶴見駅まで足を運んでいただくと、京浜東北線へのお乗り換えが実現します。また、京急本線のご利用もできます。
武蔵白石駅は40年以上昔から、職員が派遣されない状態で運営されてきました。とはいえ、駅の利用率がとても下がっているわけではありません。2009年以後は本格的な調査が実施されていないようですが、それまでの記録を振り返ると1日平均の乗客数は1600人を超える年が多かったことがはっきりとします。これは、周囲の工場への通勤者などがさかんに利用していることの証拠だと思われます。
武蔵白石駅の周囲にて介護施設へのご入居をお望みの場合は、駅から少なくとも1キロは離れたところからお探しになった方が良いでしょう。駅から徒歩で10分以内といった近場には、騒音などと無縁のスペースがほとんど見当たらないようです。特に、駅の北側を重点的にお探しいただくことがおすすめです。
施設のジャンルについては、介護付き有料老人ホームやグループホーム、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などが考えられます。このうち介護付き有料老人ホームは、料金が変動制になる可能性が高いでしょう。このため、月額使用料ないし入居一時金のどちらかが高額になることが多いですが、支払った分は確実に、サービスという形で回収できるでしょう。














