急激な高齢化に合わせて高齢者施設も急増中

丸亀市は、四国にある香川県の北西にあり、中・西讃地方の中心都市で、香川県内では高松市に次ぐ大きな街。
うどんや菊などの特産品がいろいろありますが、特にうちわが有名で、その生産量は全国一。
全国のうちわ生産量の9割を占める程です。
また、瀬戸内海に面しており、古くから海上交通の要とも言える場所。
丸亀市の南方に位置する仲多度郡には、「こんぴらさん」の愛称で親しまれる「金刀比羅宮」があり、古き時代より参拝客で海路も賑わっていました。
現在は瀬戸大橋の開通により、港の重要度が下がったため、以前のような活気はないかも知れませんが、今も変わらず市の北側には美しい海が広がっており、海好きにはおすすめのエリアとなっています。
交通アクセスとしてはJR四国「予讃線」の丸亀駅や高松琴平電気鉄道「琴平線」の岡田駅などが市の主要駅。
バスも琴参バスや丸亀コミュニティバスなどが市内を走っています。
船舶も丸亀港と四国周辺の島々などを結ぶフェリーが就航中。
丸亀港からは本島汽船や六口丸海運などに乗って各方面へと向かえます。
そして、丸亀城などの史跡もありますので、うどんや「どぜう汁」といった名物を食べ、気楽に観光するにも良い場所。
名産のうちわにちなんだ「うちわの港ミュージアム」もありますので、一度足を運ぶと面白いかも知れません。
海も自然も程良く広がる都市ですが、高齢化率は上昇の一途をたどっています。2013年には24.4%、2023年の調査では28.7%との調査結果がでました。
10年間で約4%近く上がっているのを見ると、急激な高齢化が起こっていると言っても過言ではないでしょう。
この状況もふまえ、丸亀市は高齢者福祉サービスを充足させることで、市の人口の一角を担うシニア世代のサポートをしています。
丸亀市が行っている高齢者福祉サービスの具体例としては、65歳以上の方に美術館などが無料なる「長寿手帳」を配布したり、70歳以上の方で、杖が必要な方に無料で安全杖を支給したりしています。
基本的な介護保険サービスの他にも、このような生活密着型サービスもありますので、興味を持たれた方は高齢者支援課に相談してみて下さい。
さらに、高齢者福祉サービスの一環として、市は「高齢者の住まい確保」も行っています。
特別養護老人ホームなどの介護施設の整備、及びグループホームなどの有料老人ホームの認可などを積極的に実施。
現在、市内のさまざまな場所に介護施設が建っています。
グループホームの他にも住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅などがありますので、ご自分のライフスタイルなどに合った施設を選ぶと良いでしょう。