公園や山上の遊園のすぐそばでの、楽しい暮らし
鉢伏山や旗振山は、神戸市須磨区の住民にとって、気軽に行ける行楽の地として昔から根強い人気を保ってきました。これらの山々に向かう際の通過点として利用されているのが、須磨浦公園駅です。須磨浦公園駅がある場所は、北側を鉢伏山に、南側を瀬戸内海に挟まれています。鉢伏山は標高が高い山ではありませんが、老若男女あらゆる訪問者が楽に山頂を目指せるように、須磨浦ロープウェイが運行されています。このロープウェイは平均すると、1日あたり300人くらいが利用しているという調査結果が公表されています。須磨浦公園は、桜の名所として人気があります。また、源平合戦の舞台(一ノ谷の戦い)になったという歴史を持っており、「敦盛塚」のような史跡が保存されています。このほか、松尾芭蕉や高浜虚子といった一流の俳人の句碑が建立されています。半世紀以上前に開園した須磨浦山上遊園は、動物園や植物園、観光リフトやゴンドラといった施設がたくさん置かれています。須磨浦公園駅は、山陽本線の管内にある駅です。現在は阪神特急が停車する駅に含められています。両隣には、乗り換えが可能な駅が所在します。山陽須磨駅でと山陽塩屋駅どちらで降りても、JRの神戸線に乗り継ぎできます。山陽須磨駅から4区間進むと板宿駅に着きます。この駅は、神戸市営地下鉄の西神・山手線と接続しています。その向こうには西代駅がありますが、この駅は阪神の神戸高速線と接続しています。須磨浦公園駅の利用率は、数十年前から各自に低下しています。1日ごとの乗客数が1000人を超えていたのは、今から30年近く前の時代まででした。今世紀に入ったころには500人台にまで減っており、2009年になると400人を割りました。須磨浦公園駅がある場所は、山や海に囲まれています。駅のそばには市内で群を抜いた知名度を持つ特別養護老人ホームなどが固まっていますし、須磨浦病院などもたてられています。ただし介護施設を駅のそばばかりで探すことは合理的な選択とはとても言えません。だからといって、駅から遠ざかる必要はまったくありません。駅から1キロ離れるだけでも、いろいろな施設を発見できるからです。最初のうちは、駅から1~3キロくらいの圏内を、よく探すようにしてはいかがでしょうか。施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームがおすすめです。しかしグループホームやケアハウスなども見つけられます。









































