須磨区は公園の多い町。新設で綺麗な介護施設が多いのが特徴

須磨区は神戸市内9つの行政区の一つ。
同市の西部にあり、南エリアは板宿中心の旧市街地、北エリアは妙法寺・名谷中心のニュータウンが広がり、須磨海岸には京阪地域でも有名な海水浴場などがあります。
古い歴史を持つ町で、史跡や水族館、公園などの文化・観光スポットも多数。
区内の交通アクセスとしては、JR神戸線(山陽本線)が須磨駅を中心に乗り入れ、山陽電車の本線も板宿駅などに停車。
また、須磨浦公園から須磨浦山上遊園まで行ける「須磨浦ロープウェイ」も須磨浦公園駅から出ており、お孫さん連れのシニア世代も気軽に山頂の景色を楽しめます。
この二つの公園は四季折々の花も美しく、家族連れの姿もよく見られる須磨区を代表する観光スポット。
自然を満喫できる美しい場所です。
そして、区の住宅エリアには神戸市営地下鉄も通っており、板宿駅や名谷駅などにとまります。
バスも「神戸市営バス」「神姫バス」「山陽バス」が区内を巡回。
須磨区は交通アクセスの発達した場所と言えるでしょう。
観光スポットあり、アクセスあり…といろいろ揃った区ですが、2023年の高齢化率は32.7%。
神戸市全体の平均が28.7%ですから、少々高めです。
もうすぐ3人に1人は高齢者という超高齢化社会が訪れますので、須磨区は神戸市と共に高齢者福祉サービスを展開することで、シニア世代の生活を守る基盤を作っています。
「あんしんの輪」と題して、介護や介助が必要な方に、ふさわしいサービスを提供するシステムを構築。
また、福祉サービスを在宅サービスと入居サービスに分け、ゴミ出しのサポートや高齢者向け民間賃貸マンションの家賃補助などを実施しています。
特に高齢者の為の家賃補助事業は、阪神・淡路大震災で被災した方の中で、自宅が半壊・全壊した方々などを助けているのです。
さらに、区内には介護施設も多数用意されていますが、新設の施設が多く、大変綺麗なのが特徴。
駅からも近く「アクセス良好」を謳ったホームも複数あり、入居後のご家族の面会も気楽に出来そうです。
料金は施設によってさまざまで、介護付き有料老人ホームは入居時の費用が0~240万円、月額利用料16~41万円といった金額。
サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用0~50万円・月額利用料12~14万円程度。
場所によっては「ペットOK」ですので、愛犬や愛猫と一緒に入れるのは大きな魅力です。
それぞれ施設によって入居条件なども違いますので、実際に見学に行って、入居に関する説明を聞いてみることをおすすめしたいです。