深江文化村の最寄り駅。一見の価値がある洋館が保存されています
深江駅は数年前からずっと、連続立体交差事業の対象となっています。駅の高架化がスタートしてすでに5年以上が経過しており、順次プラットホームの切り替えが実施されてきました。深江駅がある場所は、瀬戸内海にきわめて近接しており、駅の南側は数分歩くだけでたちまち海岸にたどり着きます(工場や倉庫などが面しているところが少なくありません)。深江駅は、阪神高速3号線に非常に近い場所に所在する駅。民間のバス事業者が乗り入れる停留所などは目下皆無ですが、市営のコミュニティバスであれば数系統を利用できます。現在はほんのわずかしか残存していませんが、深江駅の近辺は戦前に「深江文化村」としておおいに反映した地域でした。実業家や資産家、外国人や文化人などが多く集まったため、豪奢な邸宅や洋風の建物が次々と建てられました。前世紀の終わりが近づくと、阪神大震災や自然な老朽化などが原因で次々と姿を消しましたが、残っている数軒は貴重な文化財として、訪れる人々の目をくぎ付けにしています。深江駅は、阪神本線の管内にある駅です。区間特急が常時停車する駅に指定されています。最短時間で行ける乗り換え場所は、2区間離れた魚崎駅でしょう。魚崎駅では神戸新交通の六甲アイランド線に乗り継ぎできます。その次に近いのは、およそ6キロ離れた今津駅でしょう。今津駅では阪急今津線への乗り継ぎが実現します。今津駅から4区間進むと武庫川駅が見えてきますが、この駅では武庫川線を利用できます。深江駅の利用率は、平成に入ってから低下が続いていました。1日ごとの乗降客数を計算すると、25000人以下になったのは1992年、20000人以下になったのはその5年後だったことが判明します。その後も減少は止まらず、役10年前が14000人を切っていました。しかしその後は人口が増えているため少しずつ回復しています。深江駅の近所に建てられてきた介護施設は、残念ながら多いとは言えません。しかしそれは立地条件などが問題だったためで、この土地が暮らしにくいという意味ではありません。少しずつ施設は増えているところです。施設のジャンルを調べると、介護付き有料老人ホームの勢力がとても強い地域であることがわかります。入居コストについては、平均的に高く、入居一時金または月額使用料が高額になるという共通点が目立ちます。建物や設備、提供されるケアサービスなどが非常に優良であることは間違いありません。






































