近隣の介護施設はおしなべて安値で入居できます

駅の北側(歩いて約10分の位置)には、駅名の由来となっている安部山公園があります。花見の名所として名高い場所ですが、普段歩いても楽しく、居心地良く過ごせるため近隣の高齢者の間では心のオアシスのような位置づけをされることが増えています。
北九州総合病院に近いことも、安部山公園駅の近所に暮らす際に大きなメリットとなるでしょう。安部山公園駅の周辺は、この数十年で急速に発達した市街地で、生活のリズムをのどやかに保つことはたやすいことです。安部山公園駅は国道10号線になかなか近く、車両を用いた移動を希望するときは、最初にこの道路を通る生き方を検討することが推奨されます。
安部山公園駅は、JRの日豊本線の管内にある駅。すぐ隣には、日田彦山線と接続している城野駅があります。さらに2区間進むと、西小倉駅がありますがこの駅では鹿児島本線への乗り継ぎが考えられます。その次はもう発着駅である小倉駅。小倉駅は在来線と新幹線の両方に乗れる(鹿児島本線と山陽新幹線)駅です。また、北九州高速鉄道の小倉線とのつながりもたいへんに深いです。これらの駅と反対方向で乗り換え場所を求めるなら、5区間離れた行橋駅がいちばんでしょう。行橋駅では、平成筑後鉄道の田川線へ乗り換えるチャンスが待っています。
安部山公園駅の利用率は少しずつ上がっているところです。21世紀初頭の調査では、1日あたりの乗客数は2100~2300人程度を記録することが連続していました。しかしだんだんと増加し、2010年以降は2500人をオーバーする年が連続しています。
安部山公園駅の近くでは現在、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホームが比較的多く見受けられます。ただしグループホームや住宅型有料老人ホームへの入居を希望している人でも、求める施設に出会えるチャンスはあります。
全体として、施設数が多いエリアだとはいえません。しかし、駅から5キロ圏内で探すなら、そこそこの施設数を確保できますし、駅から1キロ(前後)圏内でも多少は発見できます。料金面ではかなり安く、初期費用が高くても30万円程度というパターンがたくさんあります。100万円単位の費用が最初から掛かる施設は少数派のようです。