自然が多く老人ホームも複数立地している別府駅

別府駅のある福岡市城南区は、1982年(昭和57年)に旧西区から分区する形で誕生しました。
福岡市の真ん中に位置し、面積こそ狭いですが都市と自然の両方を有する行政区です。
今でこそ都市・宅地が形成されていますが、区の北側はかつて農地が広がっていた地域で、現在も各地に点在するため池が当時の様子を伝えています。
一方、南部は森林地帯が広がる地域で、今では市民の森などが整備され、都市部に暮らす住民の貴重な憩いの場となっています。
農地が広がっていた城南区ですが、戦後に大規模な住宅団地の建設が進み、多くの方が住むようになりました。
現在は高度成長期からバブル期に移り住んだ方が高齢になっていて、高齢化が進んでいくと考えられています。
また、区内には「福岡大学」と「中村学園大学」という2つの大学が立地しており、市内屈指の文教地区でもあります。
別府駅は、そんな城南区に立地する福岡市七隈線の駅です。
七隈線の各駅には駅ごとの個性を打ち出すことを目的に「個性化壁」が設置され、別府駅の壁には大理石が用いられています。
周辺駅へのアクセスとしては博多駅までは約28分、天神駅までは約22分です。
福岡市の中心部とはやや離れていますが、周辺は住宅地が広がっている地域であるため、ベッドタウンに住む人の通勤・通学時に利用されています。
駅の近辺には大学、小中高、幼稚園など各種学校・教育機関も多いです。
城南区役所をはじめとする公共施設も立地し、生活しやすい環境といえます。
博多や天神という都会の喧騒から少し離れているだけに、高齢者の方が静かに落ち着いて暮らす場所としても最適です。
老人ホームも複数立地しており、入居後は福岡市という大都会でありながら、静寂があり自然も豊かな地域でのんびりと暮らせます。
有料老人ホームの価格帯はそれほど高額ではなく、リーズナブルな施設も多いです。