サービス付き高齢者向け住宅などのほとんどが安値です
2009年に、バリアフリー化工事が完了した馬込沢駅。エレベーターやスロープ、多機能トイレなどが今では駅舎のあちこちに取り入れられており、何歳になっても過ごしやすい駅に変わっています。駅の周辺は、船橋市と鎌ヶ谷市の境界線に近接しています(飛び地の一角に所在する駅です)。駅を出るとただちに、宅地がずっと続くエリアに突入します。小~中規模の団地や集合住宅なども駅の近くに立ち並んでいます。それでも、駅前に建てられた「サミット馬込沢駅前店」をはじめ、商業関係の施設や金融機関の支店などは必要な範囲でそろっています。繁華街などに頻繁に出かける必要は特に感じられないエリアです。このほか、市営の運動公園がつくられている場所でもあります。運動施設がたくさんある場所ですが、ただ散歩をするだけでも楽しい場所です。馬込沢駅は、タクシー乗り場やバス乗り場などはわりと充実しています。バスについては乗り場が現在駅前や近くの県道59号線沿いに設置されています。京成グループの路線バスなどのほか、成田空港を目的地とする深夜バスの利用ができます。馬込沢駅は、東武野田線の管内にある駅です。終着駅である船橋駅とは僅か3区間しか離れていません。船橋駅まで行けば、JRの総武線や京成本線に乗り換えができます。反対方面については、いちばん近い乗り換え場所は新鎌ヶ谷駅となります。この駅では、新京成線や北総線、また京成成田空港線への乗り継ぎのチャンスがあります。馬込沢駅の利用率は、低下がずっと続いてきました。1日あたりの乗降客数を参照すると、1990年代は特に減り方が早めだったことがわかります。21世紀に入ってからは減り方がだいぶ遅くなっていますが、それでも2009年は27000人をとうとう割り込んだ年として、一部でよく語り草になっています。馬込沢駅のすぐそばの土地は、集合住宅などの密度が高いためなかなか介護施設などの建設を促すことが難しいようです。施設をこれから探すなら、駅から1キロ程度離れたあたりからを目標としたほうがよいでしょう。とはいえ「遠ざかるにしても2.5キロくらいまででじゅうぶんだろう」という意見があります。施設の区分は、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームの戸数がやや多めでしょう。介護付き有料老人ホームなどは、見つかることは見つかりますがまだ戸数が限られている印象です。料金体系は全体を通して安めで、付きの負担額が10万円台に落ち着くチャンスがかなりありそうです。
































