江戸時代から残る名上水の沿道を散歩するのは粋なものです
玉川上水駅のシンボルといえば、なんといっても駅の南側を流れている、駅と同名の上水でしょう。現在はすでに、水道施設としての用途はほとんどありません。しかし沿道は非常に歩きやすく整備されている上に、公園につながっているため散歩やエクササイズをする場所として市民に広く愛されています。玉川上水駅の周辺の土地は、大部分が宅地として使われており、特に駅の北側は集合住宅や団地が多いです。また、拓殖大学台地高校や国立音楽大学をはじめ、文教施設が駅の北側に固まっている点はユニークです。これらの学校機関に隣接するように、大きな公園や霊園などが広がっています。玉川上水駅はロータリーが発達しているため、タクシーやバスの利用はとても快適に行えます。路線バスに関しては立川バスが運行する種類がかなりの割合を占めていますが、武蔵村山市が運営するコミュニティバスも少なくありません。玉川上水駅は、西武拝島線と多摩都市モノレール線の2路線が接続する駅です。西武拝島線の管内では、特急が停車する駅に指定されています。下り方面に3区間進むと拝島駅に着きますが、この終着駅ではJRの青梅線・五日市線・八高線に乗り換えできます。上り方面に2区間進むと小川駅が現れますが、この駅は国分寺線への乗り換え場所としてよく使われます。多摩都市モノレール線の管内でみると、5~6区間先に立川北駅・立川南駅が登場します。この2駅は、JRの中央線・青梅線・南武線と接続しています。玉川上水駅は立川市・東大和市・武蔵村山市・小平市の各自治体の住民が使う駅。このため駅の利用率は以前から継続して上昇しています。1日ごとの乗客数を計算すると、西武線側では2004年に17000人を超過し、その3年後には19000人台に乗っています。多摩都市モノレール側では2002年に8000人を超え、その7年後に10000人を突破しました。玉川上水駅の近くで介護施設を探すなら、今がいちばん良いタイミングとなるかもしれません。あちこちに施設が登場しており、入居人数に余裕があるところを見つけるのはずいぶんと簡単になりました。駅から2キロ以内の近場で開業している例もいくつかありますが、施設が増えるのは3~5キロくらい離れたあたりとなります(なるべく、最初から探す範囲を広く設定したほうがよいでしょう)。施設のタイプについては、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホームが非常にたくさんあり、そのほかは僅少です。



































