市役所などが近所にあって、東村山市内では便利な区画です
昨今は、福祉を意識した駅づくりが全国的に流行しています。久米川駅はそのモデルになった駅だったという経緯があります。昭和の終わりごろに、身体障害者などの団体から意見をよくヒアリングした上で、バリアフリーなどの施策を駅舎の改築時に反映したのです。2010年代に入ると、相次いでさらなる駅構内のリニューアル作業が実行されています。また、2000年代後半からは駅の北口の再整備計画も実行に移されました。久米川駅は現在、北口と南口双方にロータリーがつくられています。これらの乗り場から、西武バスグループが運行する路線がたくさん発着しています。久米川駅の周辺は、宅地として開発されてきた歴史が長いです。このため集合住宅などがあちこちに立ち並んでおり、それらの住民のためにさまざまな商業施設などが進出してきました。その点では駅の南口は特に便利で、およそ700メートル南方に位置する多摩湖線の八坂駅まで商店街が延びています。久米川駅は、西武新宿線の管内にある駅です。管内では準急・急行が停車する駅に指定されています。これらよりも高速で運転される列車を使いたいときは、隣接する東村山駅で降りて待つことがおすすめ。東村山駅では、国分寺線と西武園線への乗り継ぎも実行可能です。東村山駅の隣には所沢駅がありますが、この駅では池袋線への乗り換えができます。なお上り方面については、隣に位置する小平駅が最短時間で行ける乗り換え場所です。小平駅は拝島線と接続しています。久米川駅の利用率は、バブル経済の最盛期にピークに達しており、その後は低下しています。1日あたりの乗降客数は当時、40000人にもう少しというところまで増えていました。1998年以後は35000人以下に落ちており、近年は30000人以下に落ちる可能性が浮上しています。久米川駅の近所は、介護施設を探したい向きにはなかなか望ましいエリアです。駅から2キロくらいの条件を決めてチェックしても、わらわらと施設が出てくるからです。もっとも人気の高い施設がその中にかなり混じることになりますから、待機を求められる可能性が高い点には気を付けましょう。民営の施設のタイプをあげるとしたら、グループホーム・介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームなどとなります。このうちグループホームは特に数が多いですから、認知症を発症しているなら診断書などを大至急揃えて見学などに臨むべきでしょう。









































