文教施設と商業地区がバランスよく溶け合っています
2010年から、駅構内のバリアフリー設備導入工事と駅前広場のリニューアル工事が本格的に始動している御茶ノ水駅。大がかりな工事になる予定のため、今のところ東京オリンピックが開催される年まで工事に費やされる見込みです。
御茶ノ水地域は現在、オフィス街や学生街、商業地区が混在している状況です。明治大学や東京医科歯科大学などの敷地が早くから広がっていたため、前世紀を通して学生が立ち寄る商業店が大量に進出しました。飲食店やファッション関係の店舗のほか古書店街に近いという利点があります。
医療関係の文教施設が立地していますが、一般的な医療機関もたくさん所在する点がユニークです。高齢者が落ち着けそうな場所を並べるなら、神田明神やニコライ堂、湯島聖堂あたりになるでしょうか。
御茶ノ水駅は国道17号線や外堀通り、本郷通りなどに近い位置にある駅。駅前のバス乗り場には都営バスおよび区営のコミュニティバスが乗り入れています(運行は日立自動車に委託されています)。
御茶ノ水駅はJR線と東京地下鉄が接続する駅です。JR線は中央線と総武線の両方に乗り降りできます。中央線は快速列車が停車するため、東京駅方面や新宿駅方面にも一直線に向かえます。
総武線から乗車する場合は、秋葉原駅と隣接しています。秋葉原駅ではJRの山手線・京浜東北線のほか東京地下鉄の日比谷線やつくばエクスプレスに乗り換えできます。地下鉄に関しては、丸ノ内線に乗り降りできます。丸ノ内線の管内では、隣接する淡路町駅で千代田線と都営新宿線を利用可能です。
今世紀に入って以後の御茶ノ水駅の利用率は、長い目で見るなら大きな変化がありません。JR側はゆっくりと低下していますが、地下鉄側は逆に徐々に上昇しているところです。1日あたりの乗客数を合計すると、2010年以後は125000人~130000人の間で推移している模様です。
御茶ノ水駅の近隣から介護施設をお探しの場合、駅から2キロを過ぎてから施設が多くなってきます。それより近い場所で発見する機会はありますが件数は少なくなってしまします。2~4キロまでの範囲が、いちばん見つけやすいでしょう。
しかしもっと遠方の地にも、安くてサービスが良い施設が見受けられます。余裕があるなら場合、駅から6キロくらい離れたところまで品位を延ばすと、より多くの施設を検討できるでしょう。施設のジャンルについては、グループホームと介護付き有料老人ホームが多く点在しています。


























