宇都宮市方面に広がるインターパーク宇都宮南はとても便利です

栃木県の中南部に立地する、河内郡上三川町。
宇都宮市の真南に所在するため、経済上の結びつきはこの数十年間で急激に深まりました。
そのほか、南側で下野市と真岡市に囲まれています。
上三川町は、首都圏一帯に広がる関東平野に全域が収まっています。
町内を見渡していただくと、ひたすら平坦な土地がどこまでも続いていることにお気づきいただけるでしょう。
このため有史以前から集落が自然とつくられてきました。
それは各地から出土する史料からも明白です。
鎌倉時代から戦国時代にかけては、さまざまな勢力がこの地に進出しており、豊かで重要性の高い地域だったことがうかがえます。
昭和に入ると日産自動車が拠点を構えるようになったため、人気の高い車種の生産場所として有名になりました。
上三川町と宇都宮市にまたがるように広がるインターパーク宇都宮南は、大規模な工業流通団地です。
たくさんの商業施設が進出しており、お買い物や飲食、娯楽などはひと通り手に入れていただけます。
上三川町に残っている史跡はかなりの数に上ります。
上神主・茂原官衙遺跡や多功遺跡といった1,000年以上前につくられた種類から、多功城址や上三川城跡のように比較的新しい種類まで多様です。
上三川町内には鉄道が現在開通していませんが、JR宇都宮線の石橋駅はきわめて近い位置にあります。
隣接する下野市との境界線を越えていただくと、目の前に立地しています。
路線バスに関しては、関東自動車グループの系統が豊富で便利。
高速バスの運行も盛んに実施されており、関東自動車と茨城交通が力を合わせて、北関東地域一帯を走行するサービスを提供しています。
幹線道路については、北関東自動車道・国道4号線にお乗り入れできる中継地点が、町内にそれぞれ1ヶ所設置されています。
上三川町の人口は、工業団地の建造などの影響を受けて昭和後期にかなりのスピードで増加しました。
今世紀に入ると増加はとまり、やがて減少に転じましたがまだピークのころとあまり変わっていません。
2023年の調査では、30,886人という結果が出ています。
同年の高齢化率については24.8%というデータが残っています。
これは全国平均値よりまだ相当に低い水準です。
上三川町で今から介護施設をお探しになるときは、グループホームと特別養護老人ホームなどがかなり探しやすいと思われます。
それ以外では、サービス付き高齢者向け住宅が少しずつ数を増やしている状況です。