狐ヶ崎駅周辺には商業施設あり。介護付き有料老人ホームは介護充実

駅名にもなっている「狐ヶ崎」は、鎌倉御家人だった吉香友兼が、景茂(梶原景時の三男)を討ち取った際に使った太刀の名前。刀工「青江為次」の作で、現在は国宝として岩国市の吉川史料館に保存されています。
1面2線のホームには、静岡清水線の新静岡方面行き上り列車と、新清水方面行き下り列車が停車。上下線ともに本数が多く、1時間に9本以上発着する時間帯が長いので便利です。
一日の平均乗車人員は、2002年度は2,262人、2004年度は2,298人、2006年度は2,366人となっています。利用者数としては静岡清水線の全15駅の中で5番目の多さ。駅の南西に大型商業「イオン」があるのも要因でしょう。イオンにはボーリング場や専門店などが揃い、楽しい場所となっています。
狐ヶ崎駅は1908年に「上原駅」として開業。その後、イオンの前身「狐ヶ崎ヤングランド」の更に前身である「狐ヶ崎遊園地」が開園した際に「遊園前駅」に改称されましたが、1967年の閉園に伴い、翌年「狐ヶ崎ヤングランド前駅」に改称。そして1980年に現在の「狐ヶ崎駅」に改称されました。
駅の南側を県道407号が走っており、その沿線には飲食店やコンビニ、スーパーなどが並んでいます。東へ数駅先には静岡清水線の終点「新清水駅」もあり、清水区役所の最寄り駅です。その先は清水港で、港市場なども賑わっています。
近年、狐ヶ崎駅のエリア内にも住宅型や介護付きの有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいが色々と現れました。住宅型有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料は食費込で10万円前後。介護サービス代が別料金なのもあり、月額料金などが安めです。完全個室で居室の設備も充実。ホームによってはインターネットも利用できます。
一方、介護付き有料老人ホームは口腔ケア等の介護サービスが手厚いのがメリット。入居時の費用0円・月額利用料は食費込で20万円以下です。機械浴もあるため、介護度が高い方も入浴が楽しめます。
狐ヶ崎駅エリアは基本的に静かな住宅街。何といっても静岡清水線のおかげで移動しやすいのが魅力です。穏やかなシニアライフにも丁度良いと思いますので、是非、エリア内のシニア向けの住まいをご検討下さい。