駅の北口が便利になりました。グループホームが増えています
鴻巣市が輩出したアーティスト、美根ゆり香の楽曲を列車が発車する際のBGMに採用している吹上駅。2010年には、駅の北口の広場の整備工事が完了しています。2015年になると、上野・東京ラインの区間の仲間入りを果たしました。吹上駅は、旧北足立郡吹上町の中心市街地にあった駅です。鴻巣市への合併後に当時の町役場はそのまま市役所の支所として受け継がれています。駅の周囲ではいまだに、公営の施設や金融機関の事業所などが数多く運営されています。駅付近で心が和むスポットとしてしばしば取り上げられているのが元荒川。春になると、いっせいに桜が満開になるため日常的な散歩がいっそう楽しくなります。吹上駅は北口・南口共に発達したバス乗り場を構えています。朝日バスの存在感が強いエリアですが、比企郡吉身町が運営するコミュニティバスが限られた範囲であるものの、乗り入れを実施しています。吹上駅は、JRの高崎線の管内にある駅です。快速列車の停車駅に含まれているのですが、急ぎの用件ができたときは2区間先にある鴻巣駅で一時下車したほうが有利でしょう(全種類の列車が停まるため)。よその路線の利用については、2区間離れた熊谷駅が近くて便利です。この駅では上越新幹線・北陸新幹線のほか、秩父本線の利用が可能となります。ちなみに上り方面については、8区間先に現れる大宮駅から先の区間がひたすら便利。大宮駅から先は、東京駅までの間に乗り換え先がない駅はほとんどありません。吹上駅の利用率は、今世紀に入ってからしばらくの間はずっと横ばい状態でした。しかしその後はゆっくりと下がるようになりました。1日あたりの乗客数を振り返ると、2008年まではずっと10000~11000人の間で上下を繰り返していました。しかしその後は10000人以下に減っています。2012年以後は9500人を超えた年がありません。吹上駅を起点として介護施設を探す必要があるなら、まずは駅から5キロ圏内を目安に探すとよいでしょう。ただし駅から数百メートルといった近場に建てられた施設に入れる機会は僅少です。1キロを過ぎると目にとまる施設はだんだんと増えていくはずですが、いちばんよくチェックしたほうがいい場所は駅から4キロ先でしょう。施設のタイプについては、グループホームの多さがとても際立っています。それに加えて昨今は、サービス付き高齢者向け住宅のステータスがしだいに上がってきたでしょうか。月額使用料は、安いと15万円以内に収まります。





























