パノラマ
介護付き有料老人ホームの安さが耳目を惹き付けます
茶畑を中心とした農業や、埼玉県下において確固としたシェアを築いている工業など多彩な産業で名を馳せている入間市。人が絶えず流入する要素がたくさんあったため、20世紀の間は人口成長率が一貫してうなぎ上りでした（現在は落ちていますが）。集合住宅の開発も各地で進められていましたが、仏子駅の周辺はその名残をはっきりと確認できる一帯です。駅から歩いてわずか数分のあたりから、スケールのある団地をはじめ集合住宅が所狭しと並んでいます。そのほかに目立つのは、公営の施設ないし学校機関の多さでしょうか。武蔵野音楽大学のキャンパスおよびその付属高校の用地はその最たる例といえます。仏子駅に降り立ってからバスに乗りたいと思ったときは、西武バスの路線を利用するとよいでしょう。市営のコミュニティバスも運行されていますが、その業務は市当局から西武バスに委託されています。仏子駅は、西武池袋線の所管となっています。管内では、特急・快速急行・通勤準急を除くすべての列車が基本的に停車します。いちばん近い乗り換え場所は、下り方面に３区間離れた東飯能駅でしょう。この駅ではJRの八高線に接続しています。上り方面については、６区間先にある西所沢駅が最短距離で行ける乗り換え場所です。この駅では狭山線に乗り継ぎできます。またこの駅の１～２区間先にある所沢駅と秋津駅も同様に乗り換えのチャンスがある駅です。前者では新宿線に、校舎ではJRの武蔵野線に乗り継ぎ可能です。仏子駅の利用率は、だいぶ前にピークを迎えたといわれています。最近は年を追うごとに下がっていく一方であることは事実で、１日平均の乗降客数は2001年に１万6,000人を下回り、それから４年経っただけで１万5,000人以下になるという結果が残っています。2011年には１万3,000人未満となっており、まだしばらくの間減少がとまることはないだろうと推定されています。仏子駅の周辺では、公営・民営を合わせるとけっこうな戸数の介護施設が建てられています。ただし、老人保健施設のような完全に行政の手で運営されている施設については人気が常に集中しています。したがって、申し込み後に長期におよぶ待機時間が発生する恐れが強いという現実があります。民営の施設を意識して利用していく姿勢が、現在は必要でしょう。駅からの距離については、２キロくらい離れたあたりからが本格的なエリアといえます（それより近い範囲となると、施設数は少な目になります）。介護付き有料老人ホームが多いですが、入居一時金はともかく月額使用料だけなら平均的に安いでしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています
