駅からそれほど離れていないのに手ごろな価格の施設が出てきます

駅の周囲一帯は、区画整理などが行われていない土地が多く残っています。道がわかりづらいといった欠点はあるものの、昭和の情緒を色濃く残す住宅地や小ぢんまりとした商店街が連なっており、高齢者にとっては懐かしさを感じられる街並みといえます。
また豊中市の公共の体育施設が多く集まっている土地でス。特に豊島公園の中にある豊中ローズ球場は、プロ野球や大学野球などの開催地になることがあるため野球ファンには尽きない楽しみがある場所です。
バスの路線は、市内だけにとどまらず大阪市内や吹田市など市外の要所に向かうコースが主流です。管轄しているのはすべて、この駅の運営者と同じ系列に属する阪急バスとなっています。
なおバスの行先に、梅田や十三があります。これらについては阪急宝塚本線の駅ですから、この駅から乗車しても着くことは簡単です。梅田駅は特に、阪急本線やJRの東海道本線・大阪環状線・東西線、大阪市営地下鉄の御堂筋線・谷町線・四つ橋線と使える路線が数倍に増えます。
その反対方向を目指すなら、終点の宝塚駅やその途中にある川西能勢口駅などが乗り換えの中心となるでしょう(どちらの駅も、JRの福知山線に乗り換えができるという1点で共通しています)。
この駅の利用率は、20世紀と比べて低下しています。年によっては若干の回復を示すこともありますが。2003年以後は、24000~27000人の間で少しずつ変動を繰り返している形です。
服部天神駅の近くは、2キロ圏内に介護施設を複数見つけられるという点が優れています。グループホームやサービス付き高齢者向け住宅、それと住宅型有料老人ホームなどが手ごろな金額でオープンしており、なるべくリーズナブルな条件で契約できる施設を探している世帯にとっては、救われる余地が多分にあります。
駅から何キロも離れていないにもかかわらずこんなに安い施設が集中していることは、現代の介護施設をめぐる常識からは考えられないことかもしれません。ありがたい特徴がそろっているのですから、これを利用しないのはもったいないでしょう。