上牧駅周辺は比較的商店多し。旅行に行ける住宅型有料老人ホームも

上牧駅は、大阪府高槻市の神内二丁目に位置する阪急電鉄「京都本線」の駅です。
1934年、宿駅(駅家)跡である「桜井駅跡」が近いため、「上牧桜井ノ駅」駅として開業。駅家を意味する「駅」が駅名の中に含まれている、珍しい駅名でした。1939年「上牧駅」に改称。近年、高架化工事などが進み、バリアフリー仕様の盛土高架駅となりました。東海道新幹線が隣接しており、上牧駅のホームからは新幹線が通過するのが見られます。
西隣の「高槻市駅」との駅間距離が4.3kmで、阪急電鉄では最も長い区間。反対に東隣の「水無瀬駅」までは800mという大変短い区間です。
1面2線のホームには、京都本線の京都(河原町)・烏丸・桂・嵐山方面行き上り列車と、大阪(梅田)・天下茶屋・北千里・神戸・宝塚方面行き下り列車が停車。
特急や快速は通過しますが、準急と普通列車は停車します。梅田方面行き下り列車においては日中、準急しか止まりません。本数は多く、上下線ともに毎時10分おきに停車。通勤通学時間帯はさらに増えます。2010年の調査では1日の平均乗降人員は約1.1万人です。
最寄りのバス停には高槻市営バスが発着。淀の原町・東上牧・上牧町などを巡る高槻駅南行きが止まります。
駅周辺にはホームセンターや大型家具店、コンビニやドラッグストア、郵便局などが点在。特に駅の東を走る国道171号に沿って飲食店や商店が並んでいます。また、三好達治記念館もある「本澄寺」も近く、歩いて10分ほどです。
駅エリアには住宅型や介護付有料老人ホーム、グループホームなどもできました。グループホームは入居時の費用が1000万円前後・月額利用料は20万円未満という高級系ホームが現れ、存在感を示しています。施設は和風のお屋敷のような佇まいで、料理はプロのシェフが腕を振るいます。
住宅型有料老人ホームも入居時の費用が数千万円という高級系。その代わり居室も広く、トイレなどの設備も充実しています。レクリエーションやイベントが豊富で、国内外への旅行もあります。海外旅行へ行ける施設は大変珍しいのでおすすめです。
上牧駅エリアは比較的商業施設も多め。駅の東には淀川が流れ、西には山々がそびえる自然豊かな場所でもあります。ぜひ、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越しください。予約してから見学に行くと施設の内覧ができますし、サービスの説明が聞くことができます。