京阪電鉄が、最重要エリアに掲げる地域のひとつです
樟葉駅は、京阪本線に所属する駅です。この路線が開通したのは今から1世紀以上昔の明治末期のことでした。樟葉駅は、その開通当初から残存する駅のひとつです。しかし誕生からほぼ半世紀の長期にわたって、利用率が著しく低い駅のままだったと伝えられています。この駅が変貌を遂げるのは、今から半世紀ほど前になってから。そのころは大阪市や堺市への通勤者のためのベッドタウンが相次いで各地につくられた時代ですが、樟葉駅の近辺も団地の造成地に選ばれたことがきっかけで、一気に発展しました。淀川の河川敷と接する場所のため、使える土地はすべて東側に限られてしまうというハンデがあるにもかかわらず、現在まで大規模な集合住宅や高層ビルなどがたびたび建造されてきました。2014年になると、駅の目の前に立地するショッピング施設「くずはモール」の第二期リニューアル工事が完了し、再びおおぜいの買い物客を動員するようになっています。樟葉駅は、京阪本線の管内にある駅です。樟葉駅は、快速特急を除いた全種類の列車が停車する駅に指定されています。2区間進むと八幡市駅が現れます。この駅は男山ケーブルと接続しています。その2区間先と4区間先には、それぞれ中書島駅と丹波橋駅が所在します。前者では宇治線に、後者では近鉄京都線に乗り継ぎできます。なお、団地などへの経由地という性質を持つ駅のため、駅前におけるバスの発着はとても盛んです。これらのバスの運行は、京阪バスだけの手で実施されています。樟葉駅の利用率は、データが乏しいのですが、いずれにしても昭和が終わってから少しずつ低下していることは間違いないでしょう。1日ごとの乗降客数を算出すると、今から約20年前を境に70000人を切っていることがわかります。今世紀に入ると時として60000人を割るようになりました。ただし過去10年間に限ると顕著な減少傾向はストップしています。樟葉駅の近所で介護施設を見つけて落ち着くことは簡単ではないでしょう。駅から近い場所はほとんどが都市化されています。このような条件は、静かな介護施設をつくる場所としては何かと不向きだからです。それでも、駅から3キロ圏内で探してみると、少数ながら人気が高い施設に出会えることもまた事実。施設の種類に関しては、特にこれといった特徴はないようです。介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などがありますが、どれも似たような数量でしょう。
































