駅の北口は新興住宅地に、南口は中心市街地に接しています
豊栄駅は今から約10年前に、大々的な駅の内外をリニューアルする工事が実施され、便利さが増しました。バリアフリー関連の設備などが一気に増やされたほか、駅前のロータリーなどが整備されました。もともと駅の南側は地域の中心市街地と考えられてきましたが、その機能が一段と上昇しました。新潟市北区役所をはじめとした数々の行政施設や、地方銀行の数々の支店が集まっています。駅の北側は新興住宅地で、碁盤目状の歩きやすい街並みに沿って戸建て住宅や集合住宅などが立ち並びます。豊栄駅の近くでレジャー関係の施設を探すなら、月岡温泉やJRAの新潟競馬場があります。いずれも徒歩で楽に行ける場所にあるわけではありませんが、バスやタクシーで簡単に出かけられます。豊栄駅前から発着している路線バスは、新潟交通グループおよび区営のコミュニティバスで構成されています。豊栄駅は、JRの白新線に所属する駅です。管内では快速列車が停車する駅に指定されています。白新線は、駅の総数に比して貨物駅の割合が高いのですが、一般の旅客用の路線とはあまり接続していません。それでも、発着駅である新潟駅と終着駅である新発田駅では、よその路線に簡単に乗り換えできます。新潟駅は、信越本線・磐越西線・越後線、そして上越新幹線への乗り継ぎができる駅です。その一方新発田駅は、羽越本線への乗り継ぎが実現します。新発田駅は豊平駅と4区間しか離れていないため、アクセスにかかる時間も短くて済みます。豊栄駅の利用率は、今世紀に入ってからゆっくりと低下していました。しかし駅のリニューアル工事が終わると一転して、上昇がはじまります。1日平均の乗客数は、2006年までは3100~3400人の間で推移していました。しかし2010年に入ると3500人を超え、その3年後には3800人を上回ることになりました。豊栄駅が設営されている場所は、介護施設がたくさんある地域から何キロも離れています。このため、この駅を起点にして介護施設探しをするのであれば、かなり広い範囲を設定して探すことが好ましい方法となります。もっとも、最初は駅から5キロくらいの範囲を決めて探しても構いませんが。運命が味方してくれれば、徒歩10分程度の近場で営業している施設の定員に、空きが発生してとても入居しやすくなることだってありえますから。いずれにしても、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームなどを中心に探すことがおすすめできます。

















