北陸自動車道が駅舎の目の前を通っています
茨目駅が現在の場所に設立されてから、すでに半世紀を軽く超えるくらいの歳月が過ぎ去っています。原則として駅員が常駐しない体制で運営されており、その事実が示唆するようにこの駅の利用率は非常に低い水準で毎年推移してきました。駅に降り立ってから東西南北の各方角に向かって出発すると、やがて小さな集落にたどり着きますが、茨目駅の周囲は基本的に人口密度がとても低い一帯です。それでも、過去数十年の間に少しずつ宅地化が進んでいるため、前世紀が終わる寸前に駅の設備の増設などが行われています。茨目駅の周囲で目立つ施設といえば、数年前に改称されたばかりの「柏崎総合医療センター」や、歩いて10分くらいの場所に所在する「柏崎市佐藤池野球場」でしょう。主に地域のアマチュア野球の公式戦などの会場として使用されています。野球ファンであれば、うきうきしながら通える施設でしょう。この野球場は駅の南側にありますが、さらに南進すると「柏崎・夢の森公園」にぶつかります。そのあたりは深い緑にもともと包まれている地域ですが、すぐそばには新潟産業大学の敷地なども存在します。茨目駅は、JRの信越本線に所属する駅です。快速列車などはいっさい停車しないのですが、隣接する柏崎駅でつかまえることはとても簡単です。柏崎駅は、越後線への乗り継ぎ場所という役目も持っています。発着駅である直江津駅までは40キロ近く離れていますが、この駅までいくとえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインまたは日本海ひすいラインに乗り継ぎできます。ちなみのその2区間手前に位置する犀潟駅も、北越急行のほくほく線と接続しているため乗り換えのチャンスがあります。茨目駅の近所で介護施設を見つけることは、決して簡単な作業ではありません。この駅の周囲でも少子高齢化の影響は着々と顕在化しているのですが、この地域の抱える数々の立地条件がネックとなって、なかなか施設の増設がこれまで進んでこなかったと考えられています。今から入居先を見つけたいなら、駅から5~6キロ離れたところまでを、最初のうちからターゲットに含めたほうが得策でしょう。とはいえ、駅から2キロ以内といった近場で営業している施設も若干数であれば容易に見つけられます。施設の種別については介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどが最近、評判を上げているようです。月額使用料・入居一時金ともに、相場は20万円を切るくらいの額です。


























