「脇野田駅」は2015年に「上越妙高駅」に正式に改称しました
脇野田駅は2010年代に入ってから転機を迎えます。2014年は駅舎の移転工事が進められた年で、それと同時に駅舎の橋上化が実行されました。合わせて、自由通路などの設置が行われたことを歓迎する意見は、近隣の利用者の間で多いです。そして2015年に、JRの信越本線からえちごトキめき鉄道への移管が行われたことも、大きな変化といえます。この年は、駅名が「脇野田」から「上越妙高」に改められたことでも反響を呼びました。上越妙高駅が所在する地区は、上越市と妙高市の境界線と近接しています。昭和時代から都市開発が進められてきた地域ですが、まだかつての水田地帯の面影を残す場所がけっこう残っているという特徴があります。しかし現時点でも、新たな区画整理が進められており宅地や商業地が今後増える予定です。上越妙高駅の近くには幹線道路が多く、県道63号線・254号線・362号線・579号線などが敷設されています。駅前で設営されているロータリーには、頸城自動車グループが管轄する路線が大量に発着しています。上越妙高駅は現在、JRの北陸新幹線とえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインが乗り入れる駅となっています。後者の管内で見ると、乗り換え地点は発着駅である妙高高原駅と終着駅である直江津駅しかないことがわかります。前者ではしなの鉄道の北しなの線と接続しています。後者では日本海ひすいラインのほか、JRの信越本線や北越急行のほくほく線への乗り継ぎが実現します。上越妙高駅の利用率については、長い間低水準で推移していました。1日あたりの乗客数は、今世紀に入ってからずっと200人未満だったという記録が残されています。しかし北陸新幹線と妙高はねうまラインに属する駅となってからは利用者が急増しています。2015年の記録によると、両路線の合計結果は3000人を軽く上回るほどに増えました。上越妙高駅の近辺は、介護施設がたくさんある地域とは呼べません。この駅を起点にして探すのであれば、最初のうちは駅から4~5キロくらいの範囲でもかまわないでしょう。幸運に恵まれれば、駅から2キロ以内の位置に建てられた施設にめぐり会えるチャンスだってあります。しかしなかなか条件に合う施設が出てこないなら、一気に探す範囲を拡大する必要があるでしょう。10キロ以上遠くにある施設にも目を向けたほうがおそらく得策です。ちなみに施設の区分に関しては、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームあたりがよく募集をかけています。























