川のせせらぎや山々の雄大な姿を拝みながらの生活
宮城県内で第2位の面積を誇る大崎市は、いわゆる「平成の大合併」で誕生した都市です。歴史を振り返りますと、数々の自治体が編入されてきたことが判明します。西大崎駅が発足したのは半世紀以上昔のこと(約20年前に改称されるまで、「上岩出山駅」という名前でした)。
創設されるのがあと数年早ければ、玉造郡の旧西大崎村で唯一の鉄道駅になるところでした。その旧西大崎町は旧岩出山町に編入され、2006年まで独立した自治体として栄えてきました。
西大崎駅がある場所は、水田地帯の一角です。駅の南東方向に小さな集落が存在します。駅から東方向、または西方向にまっすぐお進みになるとじきに山林地帯に直面します。また、西大崎駅は国道47号線および457号線に挟まれた場所にあります。
西大崎駅はJRの奥の細道湯けむりラインに所属する駅です。上り方面に4区間移動していただくと古川駅に到着します。古川駅では東北新幹線へのお乗り継ぎができます。古川駅の3区間先に小牛田駅がありますが、この駅は発着駅でもあります。このため乗り換え先が多く、石巻線・東北本線・気仙沼線のご利用ができます。
これら2駅を除きますと、お乗り換えのチャンスは終着駅でのみ発生します。その新庄駅とは70キロ以上距離があります。しかし山形線や奥の細道最上川ライン、それから山形新幹線へのお乗り換えをご希望の場合は重宝します。
西大崎駅の所在地は、農地が大半を占めているため駅の利用客もかなり限られています。駅が完全に無人の状態で運営されていることもあって、利用率の調査などは実施されていない模様です。ちなみに現在は、駅の管理業務は古川駅が引き受けています。
西大崎駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、駅から簡単にアクセスできる範囲に固執することは避けて、最初のうちから遠距離をチェック対象に選ぶことをおすすめします。
比較的近い範囲の施設をご希望の場合、駅から3キロほど離れると施設を発見できるチャンスが増加します。ただし、十分な比較・検討をするほどの軒数は出てこないかもしれません。10キロ圏内、または20キロ圏内といった広大な範囲を検索のターゲットにすることが大事でしょう。
施設のジャンルについては、グループホームが占める割合がかなり高いと思われます。認知所の兆候をお持ちの場合は、お早めに専門医の診察を受けるなどして、入居条件を満たす準備を進めるに越したことはありません。


























