仙台空港のそばに今、安上りの施設が勢ぞろい

駅の周りは、仙台空港およびそのための施設が連なっています。バリアフリー化事業が徹底しており、空港のターミナルビルと駅のプラットホームの間を高齢者や身体障害者がストレスなく往復できるように設計されており、バリアフリー導入の好例として引用されることがたまにあるほどです。バスについては、岩沼市のコミュニティバスが駅の付近に停留所を設置しています。
仙台空港駅は、仙台空港アクセス駅の中で最大の駅と呼んでもかまわないでしょう。もちろん駅のスケールについては発着駅となっている名取駅を無視できませんし、さらに東北本線とのかかわりが深いため、仙台駅のスケールには到底およびませんが、名取駅とこの駅の間にある美田園駅・杜せきのした駅とはあらゆる意味で違っています。
ちなみに乗り換えについては、名取駅でJRの常磐線に乗車するか、仙台駅ないし長町駅で仙台市営地下鉄の南北線に乗車するとよいでしょう。もちろん仙台駅では、東北新幹線や秋田新幹線、それから複数の在来線に乗車できますが。
仙台空港駅の利用率は、開業時と現在を比べると少し上がっていることが判明します。2011年は震災の悪影響があったため例外的に低い結果となっていますが。しかし2013年には初めて1日平均仙台空港の乗降客数が4000人を超過しました。
仙台空港駅はその立地上、どうしても駅のそばに介護施設を建設するわけにはいきません。施設は少なくても、3~4キロは離れたところで探さないと、見つかる可能性は上がりません。可能であれば10キロ圏内で探したほうが(比較する対象が多めに見つかりますから)正解でしょう。サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームが中心的存在ですが、グループホーム・介護付き有料老人ホームも珍しい存在ではなくなりました。
仙台空港駅の近隣で施設を探す際は、全体的に料金体系が控えめであるというメリットを享受できます。月額使用料がまったくない施設はけっこうありますし、そうではない場合でも初期費用が30~40万円以内に収まる施設は当たり前のように見つかるのです。明るさや清潔感に満ちた施設ばかりであることも、この場に付け加えておきましょう。