宇宙開発で有名な都市。リラックスできる場所が多いです

宮城県の南部に位置する、角田市。
白石市と亘理郡に属する山元町に東西を挟まれています。
そのほか、亘理郡の亘理町や柴田郡の柴田町・大河原町、伊具郡の丸森町と隣接しています。
角田市がある土地は、山地の中に広がる平地です。
このため市内の東部と西部はともに山林地帯となっています。
もともとは養蚕業や農業がさかんな土地柄でしたが、昭和半ばに入るとしだいに工業化が進められました。
プラスチック製品や精密機械の部品を製造する工場はいまだにかなりの数が操業を続けています。
宇宙工学の研究が進められてきた地域でもあり、市内に宇宙航空研究開発機構の拠点があることで有名です。
角田宇宙センターの中にある宇宙開発展示室では、エンジンなどたくさんの展示物を見学していただけます。
台山公園に足を運んでいただくと、巨大なロケットの模型をご覧いただけます。
もともと角田市は、公園がたくさんある都市です。
角田中央公園がいちばん目立ちますが、北根農村公園や白岩公園をはじめ日常的なお散歩に向いている公園があちこちに見つかります。
角田市を代表する史跡に、高蔵寺があり、国から重要文化財の指定を受けている阿弥陀堂をご覧いただくことが可能です。
阿武隈川の角田橋近くの河川敷では毎年ゴールデンウィークの時期になると、かくだ菜の花まつりが開催されます。
さまざま催しが企画されるため、1日中飽きずにお過ごしいただくことが可能です。
もともとこの場所は菜の花が100万本以上植えられており、開花したときは壮麗な眺めをお楽しみいただけます。
角田市で列車によるご旅行などをお考えになるなら、阿武隈急行線のご利用がおすすめです。
路線バスについては、一般の事業者は現在、サービスを運行していません。
その代役をつとめているのが、隣接する丸森町が運行するコミュニティバスです。
幹線道路に関しては、国道113号線・349号線や県道28号線・44号線・105号線・111号線などが便利でしょう。
角田市の人口は、平成初期にピークを迎えました。
その後は減少が続いています。
2023年の調査によると、2万7,262人という結果が出たことが判明しています。
同年の高齢化率は、37.3%を記録しました。
角田市で介護施設をお探しになりたいなら、グループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設などにお目にかかれる機会が多いでしょう。
介護療養型医療施設やサービス付き高齢者向け住宅のような施設へのご入居も可能です。