新しい駅です。駅前の再開発が快調に勧められています

もともと桂川駅がつくられた場所は、市の再開発計画のターゲットとなっていた土地でした。その最たる例は、キリンビールの工場の跡地でしょう(駅の工事のこの跡地の解体作業のそれが重なった時期もありました)。すべてを合わせると10年近い期間を要して2014年に開店した「イオンモール京都桂川」は、地域の住民の生活の向上におおいに貢献しています。
桂川駅は、都市計画道路久世北茶屋線の真上につくられている駅です。路線バスの整備は早くから進められました。現在は、駅前にて阪急バス・京阪京都交通・ヤサカバスのほか市営のコミュニティバスを利用できるようになっています。
桂川駅は、JRの京都線の管内にある駅です。発着駅である京都駅とはたったの2区間しか離れていません。京都駅ではJRの在来線だけでも琵琶湖線・湖西線・嵯峨野線・奈良線を利用できますし、東海道新幹線の利用も当然のことながら簡単にできます。また、京都市営地下鉄の烏丸線や近鉄京都線の利用が可能なことも、大きなセールスポイントになるでしょう。
京都駅を除くと、乗り換え場所は終着駅である大阪駅とその手前にある新大阪駅だけになります。この2駅で選べる乗り換え路線は本当に多く、JRだけに絞っても神戸線や宝塚線、大阪環状線や東西線といった具合に数えていくときりがないくらいです。
桂川駅の利用率は、開業以来順調に上昇しています。1日ごとの乗客数は、2009年に5000人を超え、その2年後には7000人を超えました。2014年には一気に11000人台に突入。開業した年の2倍を優に超える数字を記録しています。
桂川駅の近くには介護施設はそれなりにありますが、鉄道の駅の密度が低い地域ではないことは考慮したほうがよいでしょう。すなわち、施設を探す範囲を拡大していくうちに「よその駅のほうが近い」という結果になることはかなりあるはずです。いずれにしてもまずは1キロ圏内で念入りに探してみることをおすすめします。うまくいけば徒歩10分以内でアクセス可能な施設に出会えることでしょう。
施設の種別については、介護付き有料老人ホームやグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅などが中心でしょう。入居コストについては、施設の種別や地価などによって大きく変わりますから1軒ずつよく確認するべきです。