海軍カレーといった独特の名物が多い街です
2008年から、列車がホームに入ってくる際に山口百恵の往年の大ヒット曲「ヨコスカ・ストーリー」がBGMとして流れるようになった横須賀中央駅。市役所まで歩いて数分の場所にあるなど、名実ともに横須賀市の表玄関として、重要な役割を果たしてきた駅です。港湾に近い駅のため、駅の北側は米海軍や海上自衛隊などの基地や関連施設が並ぶエリアや、最新型の設備を多用した商業施設が占有する埋立地などでいっぱいです。その一方駅の南側は、古くから残る住宅地や商店街、緑地や公園などがひたすら続いています。駅の周囲はこのように、とてもひと言では語り切れません。いろいろな町並みを楽しめるというメリットがあることは間違いないでしょう。横須賀中央駅は、国道16号線や県道26号線に近接している駅です。路線バスはいずれも、駅前というよりは少しだけ離れた県道沿いの乗り場から発着しています。京急バスグループがほぼすべての路線を管轄しています。横須賀中央駅は、京急本線に所属する駅です。管内では、エアポート快速特急を除いて全種類の列車が停車する駅に選ばれています。下り方面に2区間進むと堀ノ内駅が見えてきます。この駅では、久里浜線への乗り継ぎを実現できます。上り方面でいちばん近い乗り換え地点は、6区間先に出てくる金沢八景駅です。この駅では逗子線のほか、横浜シーサイドライン(金沢シーサイドライン)への乗り継ぎを実行できます。横須賀中央駅の利用率は、管内では非常に高い水準を長年維持してきました。とはいえ、長い目で見ると少しずつ低下しています。1日ごとの乗客数を計算すると、1990年代から2000年代半ばにかけては、35000人を超える年が大半を占めてきました。しかし2010年代に入ると、34000人を下回る年ばかりが確認されています。横須賀中央駅の周辺で介護施設をチェックするときは、駅を取り囲む複雑な町並みに注意しながら、作業を進めることがベストでしょう。駅から1キロ以内の近場で開業しているケースも、少しならあります。施設のジャンルに関しては、介護付き有料老人ホームまたは住宅型有料老人ホームが中心で、高齢者住宅などのジャンルも多少見つけられます。料金システムについては、変動制を採用しているパターンが半分以上を占めているものと思われます。入居一時金が100万円以上の高額になる可能性がある施設が目立ちますが、月額使用料はそれほど高騰しないパターンのほうが多い模様です。














