蒔田商店街や蒔田東通り商栄会に近い駅です

蒔田駅が建設されたのは、今から40年以上前のことでした。その数年前に廃止となった、横浜市電の停留場と入れ替わる形で設置された駅です。長い間、バリアフリー設備の増設が行われていませんでしたが、過去10年間で多機能トイレやエスカレーター・エレベーターなどが相次いで取り付けられており、見違えるように便利に変わりました。
蒔田駅の界隈は、住宅街と商業地区が混在する地域です。小規模な商店街が数ヵ所設置されているため、買い物などに不自由することはありません。駅の近くは、大衆的な飲食店が集中しており、このため近隣にお住いの高齢の方と楽しく交流していただくことが可能です。駅から見て南側、ほぼ目の前に広がる蒔田の森公園と、北東方向に位置する蒔田公園はどちらもゆっくりとくつろいでいただける公共の施設です。
蒔田駅は、国道16号線や県道21号線に近い駅で、首都高速神奈川3号線への中継地点は蒔田公園の北側に設置。バス乗り場は駅付近に計4ヵ所ご利用可能です。お乗りいただけるバスは神奈川中央交通や江ノ電バスグループ、また市営のコミュニティバスで構成されています。
蒔田駅は、横浜市営地下鉄ブルーラインに所属する駅です。2区間先にある上大岡駅は、快速列車の乗り換え場所として使われており、また京急本線の乗り継ぎ場所としても有名です。
反対方向では、4区間先に登場する関内駅が最寄りの乗り換え地点。この駅ではJRの根岸線の乗り継ぎができます。その向こうにある桜木町駅でも、根岸線の利用が可能です。
蒔田駅の利用率は、昭和末期から平成初期にかけてピークに達しました。その後はゆっくりと低下しています。1日あたりの乗客数は2001年を最後に、1万3,000人を超えていません。それから5年経つと、1万2,000人を割りました。ただ近年は、横ばい気味に変わりつつあります。
蒔田駅の周辺で介護施設をお探しになるなら、駅から7kmくらいまでの範囲を視野に入れていただいたほうが正解です。駅から2km前後に達したころから、施設はだんだんと目にとまるようになります。
施設の種別に関しては、グループホームが一番見つかりやすく、その次はサービス付高齢者向け住宅・介護付有料老人ホーム、さらに住宅型有料老人ホームといった塩梅です。医療面の相談については、バスにお乗りになるとみなと赤十字病院まで直行していただけます。