横浜と川崎の中間地点。車両の通行も活発です

交通インフラが発達したエリアのため、全国的な大企業の工場や倉庫などが固まっている地域が駅の近辺に存在します。それを除外すると、平凡な住宅地が広がっており、大型のショッピングモールがいくつか点在しています。
新子安駅の周囲でタクシーやマイカーを使って遠方に出かけたい場合は、国道1号線や15号線、首都高速神奈川1号線などを使うことがおすすめです。バスに関しては、駅前に2ヶ所つくられているほか国道15号線沿いに乗り場が置かれています。路線数は少な目ですが、市営のコミュニティバスがすべての運行を取り仕切っています。
新子安駅は、JRの京浜東北線(厳密には東海道本線)の管内にある駅です。川崎駅と横浜駅という、神奈川県を代表する2駅のちょうど中間地点にあり、どちらの駅にも簡単にアクセスできる点はこの上ない魅力でしょう。
両隣にある鶴見駅・東神奈川駅もそれぞれ乗り換え先を持っており、前者ではJRの鶴見線と京急本線、後者では京急本線とJRの横浜線に乗り換えできます。もっとも京急本線に関しては、新子安駅の目の前にある京急新子安駅から乗車するのがいちばんの近道ですが。
新子安駅の利用率は、20年近く前から少しずつ上昇しています。1日平均の乗客数を見ると、20000人を突破したのは2001年のことでした。そして21000人台に到達したのは2010年のこと。わずかな微減に転じる年もときたま出ていますが、全体として増加が続いていることは間違いありません。
新子安駅の近隣は、工場群がある土地だとはいえ騒音に満ちた場所はかなり限られています。高齢者が余生を楽しむ場所としてはなかなか条件がそろっているのですが、介護施設数については、豊かだと断言まだなっていません。後悔しないようにじっくりと施設の比較をするためには、5キロ圏内で施設を検索するようにしたほうがおそらく正解です(駅から2キロ以内の範囲に建てられた施設もそこそこありますが)。
新子安駅の近所に集まっているのは、主として介護付き有料老人ホームです。その次に多いのはおそらくサービス付き高齢者向け住宅でしょう。住宅型有料老人ホームやグループホームについては、最近増えはじめている段階です。料金設定は