神威岳とその近くに、市の名所が集中しています

北海道の中央部分からやや西寄りに位置する、歌志内市。
芦別市・赤平市・砂川市と空知郡に属する上砂川町に囲まれています。
山地や丘陵地、そして森林地帯が目立つ都市ですが、明治時代に石炭の発掘が開始されて急速に発展しました。
20世紀の前半は、たくさんの知識人をひきつけて数々の珠玉の名作の舞台となりました。
国木田独歩や葛西善蔵、高橋揆一郎などが歌志内市を背景にした小説を発表しています。
現在は炭鉱が閉鎖されたため、さまざまな産業への転換を試みています。
工業団地などの開発が進められているほか、観光業がおおいに奨励されているところです。
歌志内市の象徴となっている神威岳は、古くからキャンプ場などに利用されてきた名山です。
頂上には展望台が設置されており、街並みを一望していただけます。
山の東麓に建造されているかもい岳国際スキー場は、全国から観光客が自然と集まる場所になりました。
かもい岳温泉は、神威岳の近くにある入湯施設です。
現代風のホテルが経営しており、最新式の施設をご利用できます。
薬湯や大浴場、サウナといった設備は大人気です。
歌志内市にはもう1ヶ所、温泉をお気軽にお楽しみいただける場所があります。
道の駅うたしないチロルの湯は、駐車場などが充実しています。
日帰りで名湯に浸かりたいという方におすすめの施設です。
歌志内市で列車にお乗りになりたい場合は、隣接する砂川市内に移動していただく必要があります。
砂川駅まで足を伸ばしていただくと、函館本線をご利用できます。
バスに関しては、北海道中央バスが便利。
市内外を移動するサービスを提供しています。
タクシーも市民の足として定着しており、西出ハイヤーなどの民間事業者がよく使われています。
幹線道路については、北海道道114号線・115号線などがよく使われている車道でしょう。
歌志内市の人口は、炭鉱の規模縮小に比例するように減少してきました。
2023年の集計結果によると、2,790人を記録していたことがわかります。
高齢化率については同年に、53.7%というデータが公表されました。
現在の歌志内市で、終の棲家となる介護施設をお選びになるならサービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・特別養護老人ホームなどにめぐり会える機会があるでしょう。
歌志内市内にこだわりすぎないことも大事で、空知地方の周囲の自治体の施設に関しても、なるべく多めにチェックしていただいたほうがよいでしょう。