札幌市民防災センターとアサヒビールが地域の目印です

駅のスタンプに、札幌市民防災センターの図柄を採用している南郷7丁目駅。この防災施設は、駅の近所にある白石消防署に併設されています。防災センターは今世紀に入ってから増設され、体験コーナーをご利用の上で防災の方法を学んでいただける新しい施設です。
駅がある場所は白石区内の穏やかな市街地で、近くに万生公園や南郷公園、みどり公園などが点在します。駅のすぐそばから宅地が広がっており、大きめの車道に沿って商業施設や雑居ビルなどが集まっている印象。駅のそばにあるアサヒビールの札幌工場が、ひときわ目立つ存在と呼べるでしょう。
お買い物については、近くに本郷通商店街がございます。この商店街では、30年ほど前から萬蔵祭と呼ばれる祭事が8月に行われており、毎年大盛況です。南郷7丁目駅の近辺で路線バスにお乗りになりたいときは、2ヵ所の停留所をご利用可能。路線の運行を担当しているのは、北海道中央バスです。
南郷7丁目駅は札幌市営地下鉄の東西線に所属する駅で、終点である新さっぽろ駅と5区間しか離れていません。この終着駅を介して、JRの千歳線にお乗り継ぎできます。反対方向では、5区間先にある大通駅が最寄りのお乗り換え場所。札幌駅では南北線・東豊線へのお乗り換えが可能なほか、札幌市電の一条線へのお乗り継ぎが可能です。札幌駅の2区間先に登場する西18丁目駅では、一条線に加えて山鼻西線のご利用ができます。
南郷7丁目駅の利用率は、これまで絶えず変化してきましたが大きな変化に至ることはほとんどありませんでした。今世紀に入ってからの調査を振り返ると、1日ごとの乗客数は9,000人台を記録する年が大半を占めていたことがわかります。
南郷7丁目駅を起点として介護施設を探す場合、駅からの距離について注意が必要です。駅からあまり遠ざかりたくない、といったご希望をお持ちでしたら、3kmくらいの範囲でお探しになってはいかがでしょうか。しかし施設が見つかりやすくなるのはもっと遠い位置です。可能な場合は、駅から10km圏内をたっぷりと時間をかけてチェックしていただくほうが、多様な施設にめぐり会えるのでおすすめです。
施設の種類については、グループホームと住宅型有料老人ホームが急増しています。高齢者住宅のようなマンション型の施設を発見していただける機会もあるでしょう。