二十四軒駅エリアは商業施設もある住宅街。大通駅にも出やすい

二十四軒駅は、北海道札幌市西区の二十四軒に位置する駅。札幌市営地下鉄「東西線」が乗り入れます。駅名でもある「二十四軒」という地名は、1871年に辛未村の24軒の人々がこのエリアに移住したことが由来です。
1976年札幌市営地下鉄「東西線」が琴似駅から白石駅まで開通した際に新設されました。その後の改修工事を経て車椅子兼用エスカレーターなどのあるバリアフリー駅となっています。
駅のホームには東西線の大通・新さっぽろ方面行きと、琴似・宮の沢方面行き列車が停車。本数も多く日中は毎時8本程止まります。札幌市交通局の調査によると、2015年度の1日の平均乗車人員は5,933人です。
東西線に乗れば札幌市の中心部にある「大通駅」まで9分程で着きます。大通駅から北海道の中心駅「札幌駅」まで地下街などで繋がっていますし、周辺には商業施設が林立しているので買物も快適にできるでしょう。
二十四軒駅の最寄りのバス停は、駅の上を走る「二十四軒手稲通」上に設置された「二十四軒バス発着場」で、南新川経由の北24条駅前行きジェイ・アール北海道バスが停車。駅の北方にある「札幌競馬場」で中央競馬・ホッカイドウ競馬が開催される日は、札幌競馬場までの無料送迎バスも運行されます。
ちなみに二十四軒駅の北東にはJR北海道の「桑園駅」もあり、両駅は徒歩で20分程度の距離。二十四軒駅は比較的交通アクセスの良い場所と言えるでしょう。
駅周辺には昔からマンションや民家が多く、公営住宅や公務員宿舎を含めた住宅地が広がっています。北海道いすゞ自動車やシャープなど、企業のオフィスや工場、倉庫も混在。札幌市中央卸売市場・札幌市中央卸売市場場外市場の最寄り駅でもあり、個人商店やスーパー、弁当屋、衣料品店、家電量販店などの商業施設や飲食店なども点在しています。
また、札幌市身体障害者福祉センター、二十四軒公園といったスポットもありますし、ふかざわ病院などの病院や、サービス付き高齢者向け住宅、介護付きや住宅型の有料老人ホームなどのシニア向けの施設も徐々に数が増えています。サービス付高齢者向け住宅は入居時の頭金・月額利用料共に10万円台から数十万円。クリニック併設の住宅も出来ており、通院がしやすいです。
一方、介護付有料老人ホームは高級系ホームが多く、入居時の頭金も十万円台から数千万円・月額利用料は10万円台から40万円台です。食事が充実しており、和洋中のさまざまな料理が食べられるのが魅力。24時間看護士常駐のホームや、夫婦で暮らせる2人部屋のあるホームもあります。