夕張郡長沼町はスキーや温泉が楽しめる町。病院等もある

夕張郡長沼町は北海道の石狩平野の南部に位置し、岩見沢市や千歳市、北広島市、恵庭市などと隣接。
由仁町や栗山町とともに夕張郡を構成しています。
2012年の人口は1万158人です。
「長沼」という呼称は、アイヌ語の「タンネ・ト(細長い沼)」が由来だと言われています。
町東部で隣接する由仁町との町境付近は丘陵地帯で、中央部から西部は平野です。
町のほぼ中央に商業などの中心エリアがあり、北部や西部、それに南部には美しい田園地帯が広がります。
交通機関としては、ジェイ・アール北海道バス、北海道中央バス、夕張鉄道などの路線バスや、長沼町営バスが運行されています。
町内に鉄道や高速道路といった交通機関は通っていません。
町の北部を通っていた夕張鉄道も1975年に廃止となり、その跡地は広域農道として活用されています。
丘陵地の多い町東部には牧場が多数。
町の北東部には北長沼スキー場もあり、「マオイの丘」と呼ばれる馬追山の西麓には、ゴルフ場もある馬追丘陵が広がっています。
マオイの丘には、レストランや売店、展望スペースなども完備した「道の駅 マオイの丘公園」が出来ました。
近くには北海道トップクラスの湧出量を誇る、100%源泉かけ流しの「ながぬま温泉」や、秘湯「馬追温泉」も。
田園の中に作られた都市近郊型キャンプ場「マオイオートランド」も人気です。
町中心部にある「長沼町総合公園」では、毎年8月に「マオイ夢祭り」を開催。
風や水を浴びながら一輪車で野菜を運ぶユニークな競技が実施されます。
この競技は「やませ」と呼ばれ、山を越えて吹き込んでくる「山背」に負けず、力強く耐える長沼町の人々の強さを表す競技で、長沼町の名物イベントです。
商業施設としては、中央部のメインエリアを中心にスーパーやドラッグストア、ホームセンター、コンビニなどが揃っていますし、北長沼水郷公園、舞鶴スポーツ公園には農産物直売所もあります。
また、舞鶴スポーツ公園や長沼町運動広場、長沼町総合公園には、多目的グラウンドやパークゴルフ場、水泳プールなどもあり、町民のスポーツ拠点として広く親しまれています。
加えて、町立長沼病院や内科、整形外科、歯科などの医院もあり、医療と福祉、保健などを連携させた複合施設「りふれ」や、長沼町図書館など、公共施設も充実。
介護付有料老人ホームやグループホームなどのシニア向けの住まいも増えています。
介護付有料老人ホームは美味しい食事や各種イベントが楽しめます。
中には、広い居室に家具やキッチン、トイレなどが備え付けられ、夫婦入居も可能なホームも。
一方、グループホームには、入居時の頭金が0円のホームや、自然に囲まれ、気持ちよく過ごすことのできるホームなどもあるのでオススメです。