西鉄小郡駅エリアには商業施設や病院多数。小郡駅や市役所も近い

西鉄小郡駅は、福岡県小郡市の祇園1丁目に位置する地上駅。西日本鉄道の「天神大牟田線」が乗り入れます。駅のすぐ北側には甘木鉄道「甘木線」の「小郡駅」があり、歩いて100mほどの距離で連絡通路は無く、一般道路を歩いての乗り換えになります。
1924年「小郡駅」として開業し、1942年には「西鉄小郡駅」に改称しました。1957年、1989年に駅舎を改築し、現在に至ります。
小郡市の中心エリアにある駅で、毎年夏には駅前を中心とした「小郡市民祭り」が開催され、駅前の大通には賑やかな屋台が並びます。野外ステージではイベントもたくさん開催されるお祭りです。
特急は止まりませんが、急行と普通列車は停車する駅で、ホームには天神大牟田線の西鉄二日市・西鉄福岡(天神)方面行きと、西鉄久留米・西鉄柳川・大牟田方面行きが発着します。
2016年度の調査では1日の平均乗降人員は1万1,320人。小郡自動車学校、ブリヂストンスイミングスクールといった学校もある為、利用者は1日1万人を超えています。
駅の西側ロータリー内にバス停があり、鳥栖プレミアム・アウトレット、JR鳥栖駅、弥生が丘駅方面へ向かう西鉄バス佐賀が発着。ロータリーの東側のバス停には小郡市コミュニティバスの三国が丘駅前方面行き、小郡市役所・文化会館方面行きが止まります。ちなみに駅から東へ300mほどの場所にある「小郡市役所前」バス停には小郡市コミュニティバスの全ての路線が発着するので便利です。
駅の周辺には小郡市役所や小郡市立体育館、小郡市文化会館、七夕会館、そして警察署や消防署があります。小郡市文化会館は市立図書館や小郡市生涯学習センター、王子宮を有する公共エリア。市民の憩いの場となっています。
また、スーパーやドラッグストア、100円ショップ、コンビニなどの商業施設や飲食店、福岡銀行などの銀行の支店も。駅の北方には、国の史跡に指定されている「小郡官衙遺跡」が残っており、7世紀後半から8世紀後半にかけての遺跡が見られます。一部公園になっているのでゆっくりできます。
駅の北には大分自動車道、南には国道500号が通っています。この2本の主要道路が通っているおかげで、「車での移動もしやすい」との声も聞かれます。
さらに、「嶋田病院」や「協和病院」といった総合病院や、内科や歯科、耳鼻咽喉科の個人クリニックもありますし、サービス付高齢者向け住宅や、住宅型や介護付きの有料老人ホームなどのシニア向けの住まいもできています。
24時間看護士常駐の住宅型有料老人ホームや、理学療法士と一緒にリハビリのできる介護付有料老人ホームなどがありますので、ぜひご検討ください。