北九州空港へのアクセスのためによく使われる駅

このシャトルバスの運行元は西鉄バスグループですが、もちろん空港以外の目的地へ向かう乗客を運ぶ路線も運行しています。朽網駅は国道10号線や東九州自動車道に近いため、空路以外の交通網についても簡単に利用できます。
朽網駅の近辺は、もともと郊外型の住宅街です。しかし開発がゆっくりと、そして慎重に進められてきたため農地などがまだあちこちに残っており、しかも風景に見事に溶け込んでいる点に注目が集まります。
朽網駅は、JRの日豊本線の管内にある駅です。いちばん近い乗り換え場所は、行橋駅でしょう。この駅では平成筑豊鉄道の田川線への乗り換えを期待できます。また快速列車がつかまるという点でも利用価値の高い駅に入るでしょう。
その反対方向に視線を移すと、3区間先にある城野駅が目に入ります。城野駅では日田彦山線に乗り移れるというメリットがあります。そこからさらに乗車を続けると、発着駅の小倉駅とその手前にある西小倉駅に到着します。どちらの駅でも鹿児島本線に乗り換えできます。そして前者に限ると山陽新幹線および北九州高速鉄道の小倉線と接続しています。
朽網駅の利用率は、21世紀に入ってからほとんど変化していません。1日あたりの乗客数は、この15年間ずっと2,100~2,500人の間で細かな上下を繰り返しているだけです。とはいえ、2010年以降は比較的増加傾向にあります。2,500人を超える年がいつ出てきても驚くにはあたらない状態となっています。
朽網駅の周囲の介護施設で、評判が高いところや定員にゆとりがあるところを絞り込むと2~5キロの範囲に集中するようです。施設のタイプで比較すると、グループホームがいちばん多いですがサービス付き高齢者向け住宅も近年は進出が相次いでいる模様です。介護付き有料老人ホームなどはそれらに比べるとまだ戸数が少なめでしょうか。
入居コストに関しては、例外が一部に出てくるもののおしなべて安い施設が主流派となっています。月額使用料が10万円台前半でOKというところが普通に見つかりますし、場合によっては10万円を割り込むケースが出てくるはずです。