白地に藍色の彩色が印象的な、砥部焼を産出する町です

愛媛県のほぼ中央部分に位置する、砥部町。
町域の北部は松山市や伊予市に挟まれています。
また、同じ伊予郡に属する松前町や喜多郡の内子町、上浮穴郡の久万高原町と隣接しています。
町域は南部を中心に豊かな山林地帯に覆われており、人口が集中しているのは北端。
北部は松山平野の南端に位置するため、松山市とつながる形で市街地などが造成されてきました。
砥部町は江戸時代から続く歴史を持つ陶磁器、砥部焼の産地として全国的に知られてきました。
現在も数十におよぶ窯元が町内に残っており、伝統美と実用性を兼ね備えた逸品が生産されています。
町が積極的に陶器の製造を振興しており、後継者が着実に育っている点は注目に値する事実でしょう。
現在、陶街道五十三次という試みが実施されています。
これは、名前の通り砥部焼にまつわる地点を53ヵ所指定して、観光客に楽しんでいただくという内容です。
砥部町にお住まいになるなら、天気のよい日などにこの53ヵ所を回っていただくのはよい気晴らしになるでしょう。
このほかにも砥部町には、お散歩などに適した場所が存在します。
県営の総合運動公園は、運動施設のほかに多目的広場などが設置されている上に緑が豊富で、気持ちよくお歩きいただくことが可能。
またこの公園は、動物園や子供向けのテーマパークなどがすぐ隣に建てられていて、老若男女を問わずお楽しみいただける名所となっています。
砥部町で路線バスをお使いになるときは、伊予鉄道のサービスをご利用可能です。
また、JRバスグループの路線も多少お使いになれます。
幹線道路に関しては、何といっても国道33号線の存在感が強いです。
この車道に沿って松山市内にお進みいただくと、松山自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが見えてきます。
33号線の沿道は、商業施設などが立ち並んでおり便利にお買い物を楽しんでいただけます。
砥部町は昭和後期に入ると、松山市のベッドタウンとして活用されるようになりました。
人口の成長は今世紀の初めまで続きました。
その後は微減していますがその勢いはゆるやかです。
2023年の時点で、2万510人という結果が発表されました。
同年の高齢化率は、34.4%を記録しています。
現在の砥部町で介護施設へのご入居をお望みでしたら、まず見つかりやすいのはグループホームになるでしょう。
その次に機会が多いのは特別養護老人ホーム。
また、ケアハウス・介護療養型医療施設・介護老人保健施設などの発見も可能です。