パノラマ
夏休みの時期に開かれる「玉松海まつり」が有名です
青森県の北部、陸奥湾に面する位置にある東津軽郡蓬田村。
外ヶ浜町や北津軽郡中泊町のほか、青森市や五所川原市と隣接しています。
村の東端は海岸線が続いており、西側は大倉岳や赤倉岳のような数百メートルの標高を待つ山が連なる山岳地帯となっています。
平地は村内の東部に集中しており、過半数の村民が暮らしているのは村内の南東部です。
陸奥湾に面して蓬田漁港・瀬辺地漁港があるほか、玉松台海水浴場があります。
陸奥湾ではヒラメやナマコなどがよくとれるほか、ホタテの養殖もさかんです。
農業や酪農も一部で行われており、人気のある品種の生産で定評があります。
たとえば、トマトであれば「桃太郎」が、牛肉であれば「蓬田牛」が有名です。
また、冬場にしか出回らないことで知られる「寒締めちぢみほうれん草」の生産で知られています。
観光に関しては、蓬田城趾・小館史跡のような名跡があります。
村役場のすぐそばでは、「よもぎ温泉」のサービスがさかんに行われています。
そして毎年８月に玉松海水浴場で開催される「玉松海まつり」は、どんな方でもお楽しみいただけるような演目で参加者・見物者を大量に集めてきました。
ゲームなどが毎年実行されているほか、玉松太鼓の披露などが大人気です。
また、近くで収穫されたばかりのホタテ貝焼きなどが名物料理としてよくふるまわれます。
鉄道については、JRの津軽線が走っています。
海岸に沿うように駅が４ヶ所つくられています。
国道280線も、海岸に近い位置を南北に走り抜けています。
蓬田村の人口は、1970年代後半から80年代前半にかけては横ばいに近い状態でしたが、その後は減少傾向が強まっています。
1990年代に入ると40,000人を割り、21世紀に入る少し前に35,000人を割りました。
2010年代前半に30,000人を切っています。
2023年の調査では、蓬田村の高齢化率は42.3％を超えていることが明らかにされました（この時点での青森県全体の平均値は、およそ34.3％）。
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入居料金があまりかからない施設は珍しくありません。
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