静かな環境で、各入居者に歩み寄った介護を目指す施設ばかりです
2008年に、駅舎のリニューアル工事が実行された神宮寺駅。駅構内の設備や全体的な外観が一新されただけにとどまらず、市が関与する公的な施設がセットで建造される結果となりました。
神宮寺駅は20世紀の初めに建てられており、長い歴史を経ています。しかし駅の周囲は現在までずっと閑散としています。集落は駅の南側、雄物川の北岸までの地区を中心につくられていますが、そのスケールは決して大きなものではありません。それ以外の土地は農地として利用されるか、あまり人の手が入っていないかのどちらかといえます。
神宮寺駅は、羽集街道や国道13号線に乗り入れしやすい場所にある駅。県道であれば、30号線や67号線、179号線などが駅から至近距離の交差点に集中しています。なお駅から見て東南の方向に進むと、市民共有の施設などが集まった区画に出くわしますが、この中には温泉を管理している施設などが混ざっています。
神宮寺駅は、JRの奥羽本線に所属する駅です。快速列車は停車しませんが、両隣の駅(大曲駅・刈和野駅)で降りて待てばつかまえることは簡単になります。それから大曲駅では、田沢湖線および秋田新幹線への乗り換えができます。
大曲駅から3区間先へ行くと横手駅に到着します。この横手駅では、北上線への乗り継ぎが可能です。反対方面では、7区間進むと秋田駅が見えてきます。この駅でも秋田新幹線がつかまるほか、羽越本線への乗り換えをしたくなったときはとても便利です。
神宮寺駅の利用率は、少しずつ低下しています。今世紀に入ってからのデータを振り返ると、1日ごとの乗客数は2000年代の後半まで300人を超えていたことがわかります。過去15年間は、ときどき前年と比べて微増となる年があったものの、総合的には減少しています。そして2014年になると、250人以下に落ちました。
神宮寺駅を起点として介護施設をご検討の場合、駅から歩いて20分以内で行ける範囲に時間を使うことはあまり賢明な手ではありません。施設を見つけられる頻度が高まるのはおそらく駅から5キロくらい離れたからになりそうだからです。
そのため、駅から10キロ圏内を最初の時点から探すようにしたほうが建設的でしょう。少なくとも、駅から8キロくらいまでの範囲はよくチェックするようにしたいものです。施設の種類に関しては、グループホームが見つかる割合が高いでしょう。しかしサービス付き高齢者向け住宅に注目することも大事です(料金面でも手ごろです)。











